AMD Ryzen AI 9 365 ベンチマークまとめ

CPU-AMD-Ryzen CPU・SoC

1. はじめに

AMD Ryzen AI 300シリーズは、AI PC時代の到来を見据えて設計されたAMDの最新世代モバイルプロセッサー群である。本レポートでは、そのラインナップの一つである「Ryzen AI 9 365」に焦点を当てる。このプロセッサーは、最新のCPU(Zen 5)、GPU(RDNA 3.5)、そしてNPU(XDNA 2)アーキテクチャを統合し 1、薄型軽量ノートPCから高性能モバイルワークステーション市場における重要な選択肢として位置づけられている。特に「Ryzen AI」という名称とNPU性能の強調は、オンデバイスAI処理能力へのAMDの戦略的注力を示唆しており、これはRyzen 7040/8040シリーズで導入された第一世代XDNA NPUからの進化を示すものである 2。本レポートの目的は、主に日本語のウェブサイトから収集した公開ベンチマークデータとレビューに基づき、Ryzen AI 9 365の性能特性、AI能力、および実用性を包括的に分析し、評価することである。

2. Ryzen AI 9 365:アーキテクチャと仕様の概要

Ryzen AI 9 365は、AMDの最新技術を結集した統合型SoC(System-on-a-Chip)である。その技術的基盤は、多様なコンピューティングタスクに対応するために、性能と電力効率のバランスを重視して設計されている。

2.1. CPUコア:Zen 5とZen 5cのハイブリッド構成

Ryzen AI 9 365のCPU部分は、2種類のコアアーキテクチャを組み合わせたハイブリッド構成を採用している。具体的には、4基の高性能「Zen 5」コアと、6基の高効率「Zen 5c」コアから成り、合計10コア20スレッドを提供する 4。ベースクロックは2.0 GHz、Zen 5コアの最大ブーストクロックは最大5.0 GHz、Zen 5cコアの最大クロックは最大3.3 GHzに達する 4。キャッシュ構成は、L2キャッシュが合計10MB(各コアに1MB)、共有L3キャッシュが24MBとなっている 4

このハイブリッド構成は、IntelのPコア/Eコアと同様のコンセプトに基づき、高負荷時にはZen 5コアが性能を発揮し、低負荷時にはZen 5cコアが電力効率を高めることを目的としている 2。Zen 5cコアはZen 5と同じ命令セットを持つが、物理的にコンパクトで電力効率に優れるように設計されている 2。ただし、AMDのレビュー記事では、Zen 5cコアのキャッシュ容量やピーククロックがZen 5コアより抑えられている点が指摘されており、これが電力効率向上に寄与すると考えられる 10。また、ノートPC向けのZen 5アーキテクチャでは、デスクトップ版と比較してSIMDユニット数が半減されている可能性が指摘されており、これがデスクトップ版との性能差を生む要因となり得る 11

2.2. 内蔵GPU:Radeon 880M (RDNA 3.5)

統合グラフィックス(iGPU)には、RDNA 3.5アーキテクチャに基づく「AMD Radeon 880M」が搭載されている 1。このGPUは12基のコンピュートユニット(CU)を備え、最大動作周波数は2900 MHzに達する 2。理論上のピーク性能については情報源により差異が見られるが(一例として8.91 TFLOPS 2)、最新のグラフィックスAPIであるDirectX 12をサポートし 5、AMD FreeSync™、DisplayPort™ 2.1、HDMI® 2.1といった最新のディスプレイ技術に対応する 4。さらに、H.264、H.265、AV1といった主要なビデオコーデックのハードウェアエンコード・デコード機能も備えており、動画再生や編集作業の効率化に貢献する 2

2.3. NPU:XDNA 2アーキテクチャとAI性能

Ryzen AI 300シリーズの大きな特徴であるNeural Processing Unit(NPU)には、第2世代となる「XDNA 2」アーキテクチャが採用されている 2。このNPUは、単体で50 TOPS(Trillion Operations Per Second)の演算性能を持つと公表されており、これは前世代のRyzen 7040/8040シリーズに搭載されていたXDNA NPUの10~16 TOPSから大幅な向上である 3。この性能は、Microsoftが提唱する「Copilot+ PC」の要件である40 TOPS以上を満たしており 3、将来的なWindows UpdateによるAI機能拡張への対応が期待される。CPU、GPU、NPUを合わせたプラットフォーム全体のAI演算性能(Overall TOPS)は最大73 TOPSとされている 5

NPUの役割は、AI推論タスクをCPUやGPUからオフロードし、より効率的かつ低消費電力で実行することにある 3。XDNA 2アーキテクチャは、AI Engine Tile数の増加(XDNA 1の20基から32基へ)や、効率的なAI演算を可能にするBlock FP16形式のサポートなどにより、性能と効率が強化されている 2

2.4. TDPとプロセス技術

Ryzen AI 9 365の標準TDP(Thermal Design Power)は28Wに設定されている 3。しかし、ノートPCメーカーは、製品の設計(特に冷却能力)に応じて、15Wから54Wの範囲でTDPを構成(cTDP)することが可能である 4。この広いcTDP範囲は、薄型ノートPCにおけるバッテリー寿命重視の運用から、より大型で冷却性能の高い筐体における高性能運用まで、幅広い製品設計を可能にすることを意味する。一方で、これは同じRyzen AI 9 365を搭載していても、実際の性能や電力効率が搭載されるノートPCによって大きく変動する可能性があることを示唆している。製造プロセスには、TSMC社の4nm FinFET技術が採用されている 4

このZen 5/5cコア、RDNA 3.5 GPU、XDNA 2 NPUを単一の4nmダイに統合した設計は、現代の多様なコンピューティング要求(高性能演算、グラフィックス、AIアクセラレーション、電力効率)に、モバイル向けの電力枠内でバランス良く応えることを目指した、高度なSoC技術の表れと言える。

表1: AMD Ryzen AI 9 365 主要仕様

仕様項目詳細出典例
CPUアーキテクチャZen 5 (4コア) + Zen 5c (6コア)2
コア/スレッド数10コア / 20スレッド4
ベースクロック2.0 GHz4
最大ブーストクロック最大 5.0 GHz (Zen 5) / 最大 3.3 GHz (Zen 5c)4
L2キャッシュ10 MB (1MB/コア)4
L3キャッシュ24 MB4
GPUモデルAMD Radeon™ 880M4
GPUアーキテクチャRDNA 3.51
GPUコア数12 CU2
GPU最大周波数2900 MHz2
NPUアーキテクチャXDNA 22
NPU性能最大 50 TOPS3
プラットフォーム性能最大 73 TOPS (CPU+GPU+NPU)5
デフォルトTDP28W4
構成可能TDP (cTDP)15-54W4
製造プロセスTSMC 4nm FinFET4
メモリサポートDDR5-5600 (FP8), LPDDR5x-7500 (FP8)5

3. ベンチマークによる性能評価

各種ベンチマークテストの結果から、Ryzen AI 9 365の性能特性を明らかにする。ただし、前述の通りcTDP設定や冷却設計により、同一プロセッサーでも搭載機によってスコアが変動する点には留意が必要である。

3.1. CPU性能ベンチマーク (Cinebench, Geekbench, PassMark)

CPUの演算性能を測る代表的なベンチマークであるCinebench 2024では、マルチコアスコアがレビューによって約872から1074の範囲で報告されている 9。シングルコアスコアは概ね113前後で安定している 10。特にマルチコアスコアの幅が大きい(例:ASUS Zenbook S 16での872 9 に対し、Lenovo Yoga Pro 7のパフォーマンスモードでの1074 17)ことは、ノートPCの冷却性能や電力設定が実際の性能に大きく影響することを示している。Cinebench R23のマルチコアスコアとしては14721という報告もある 9

Geekbench 6のスコアについては、Ryzen AI 9 365単体の明確なデータは少ないものの、上位モデルHX 370との比較レビューでは、シングルコアが約2854、マルチコアが約13162と報告されている 18

システム全体のCPU性能を示すPassMark CPU Markスコアは、約28858から32045の範囲で報告されている 6。30000を超えるスコアは、ハイエンドPCやゲーミングPCに匹敵するレベルであり 10、Ryzen AI 9 365が高いCPUポテンシャルを持つことを示している。

3.2. 総合性能ベンチマーク:PCMark 10

実世界のアプリケーションシナリオをシミュレートするPCMark 10では、Ryzen AI 9 365搭載機が良好なスコアを示している。一例として、総合スコア7659、Essentials(日常作業、Web閲覧、ビデオ会議)10896、Productivity(オフィスソフト)10547、Digital Content Creation(DCC、コンテンツ制作)10611という結果が報告されている 10。これらのスコアは、日常的なタスクやビデオ会議は余裕でこなせ、オフィスアプリケーションも高速に動作し、動画編集などのコンテンツ制作にも十分向いている性能レベルであることを示唆している 10

3.3. グラフィックス性能ベンチマーク:Radeon 880Mの実力 (3DMark)

内蔵GPUであるRadeon 880Mの性能は、3DMarkの各種テストで評価されている。報告されているスコア例としては、Steel Nomad Light(DirectX 12 Ultimate)で3363、Wild Life(モバイル向け)で22384、Fire Strike(DirectX 11)で8835、Night Raid(DirectX 12、エントリー向け)で34122などがある 10。PassMarkの3D Graphics Markでは8470という高いスコアも報告されている 10

これらのスコアは、前世代の高性能iGPU(例:Radeon 780M 21)を上回り、一部のテストではエントリークラスのディスクリートGPU(dGPU)、例えばNVIDIA GeForce GTX 1650シリーズに迫る、あるいは匹敵するレベルにあることを示唆している 19。特に、上位モデルのRadeon 890M(Ryzen AI 9 HX 370に搭載)がGTX 1650 Ti Max-Qと同等レベルと評価されていることから 23、Radeon 880MもiGPUとしては非常に高いグラフィックス性能を持つことがわかる。

3.4. AI性能ベンチマーク (NPU TOPS, Available Benchmark Data)

Ryzen AI 9 365は、50 TOPSの性能を持つXDNA 2 NPUを搭載している 3。これはMicrosoftのCopilot+ PC要件を満たす高いスペックである。しかしながら、本レポート作成時点で参照した日本語の情報源において、UL Procyon AI Inference Benchmarkのような標準化されたベンチマークテストによるRyzen AI 9 365の具体的なスコアは確認できなかった 24

Procyon AI Computer VisionやAI Text Generationといったベンチマークは存在し、競合他社(Intelなど)が自社製品との比較に用いている例はあるものの 27、独立したレビューによるRyzen AI 9 365のスコアデータは不足している。Intel Core Ultra 9 285Hと比較してAIテキスト生成性能で劣るというIntel側のデータ 27 は存在するが、これは客観的な評価とは言い難い。

したがって、現時点でのRyzen AI 9 365のAI性能評価は、主に理論上のTOPS値と、後述する特定のAI機能の動作状況に基づくものとなる。標準化されたベンチマークスコアによる客観的かつ定量的な性能比較は、今後のレビューやデータ拡充を待つ必要がある。

表2: AMD Ryzen AI 9 365 ベンチマークスコア概要

ベンチマーク名報告スコア範囲主な出典例備考
Cinebench 2024 (Multi)872 – 1074 pts9搭載ノートPCのTDP設定や冷却性能により変動大
Cinebench 2024 (Single)約 113 pts10比較的安定
Cinebench R23 (Multi)約 14721 pts9データ点少ない
Geekbench 6 (Multi)約 13162 pts18HX 370との比較データより
Geekbench 6 (Single)約 2854 pts18HX 370との比較データより
PCMark 10 (Overall)約 7659 pts10
PCMark 10 (Essentials)約 10896 pts10
PCMark 10 (Productivity)約 10547 pts10
PCMark 10 (DCC)約 10611 pts10
3DMark Fire Strike約 8835 pts10
3DMark Night Raid約 34122 pts10
3DMark Wild Life約 22384 pts10
3DMark Steel Nomad Light約 3363 pts10
PassMark CPU Mark28858 – 32045 pts6搭載ノートPCやテストバージョンにより変動
PassMark 3D Graphics Mark約 8470 pts10
Procyon AI Inference Benchmarkデータなし日本語レビューサイトからの独立したスコアデータは本調査範囲では確認できず

4. 競合プロセッサーとの性能比較

Ryzen AI 9 365の市場における位置づけを理解するため、主要な競合プロセッサーとの性能比較を行う。

4.1. 対 Ryzen AI 9 HX 370

同じRyzen AI 300シリーズの上位モデルであるRyzen AI 9 HX 370(12コア/24スレッド、Radeon 890M GPU)と比較すると、性能差は明確である。CPUマルチコア性能では、Cinebench 2024でHX 370が365に対して約12%高速という結果が出ている 9。これは主にHX 370が2コア/4スレッド多いことに起因すると考えられる 18。シングルコア性能では大きな差は見られない 18

一方、GPU性能の差はより大きく、Radeon 890M(HX 370)はRadeon 880M(365)に対して3DMark Wild Life Extremeで約15%高いスコアを示している 9

結論として、Ryzen AI 9 HX 370は、365に対してCPUマルチコア性能で中程度の、GPU性能でより顕著なアドバンテージを持ち、より高いパフォーマンスを要求するユーザー向けの選択肢となる 18

4.2. 対 Intel Core Ultraシリーズ (155H, 185H, 200V等)

Intelの前世代(Meteor Lake)の主力モデルであるCore Ultra 7 155Hと比較すると、Ryzen AI 9 365は多くのベンチマークで優位性を示している。PassMark CPU Markでは365が約31k-32kに対し、155Hは約28k 19、Cinebench 2024 Multiでは365が約1000前後に対し、155Hは約784 19、PassMark 3D Graphics Markでは365が約8470に対し、155Hは約6195 19 と、CPU・GPU共に365が上回る傾向が見られる。ただし、PCMark 10の項目別スコアや特定の2Dゲームベンチマークでは、テスト条件や最適化によって結果が異なる場合もある 19

Core Ultra 9 185H(Meteor Lakeの上位モデル)との比較では、PassMark CPU Markでは365(約31k)が185H(約29k)を上回るデータがある 28。しかし、Cinebench 2024 Multiでは185HがHX 370に匹敵、あるいは上回る可能性を示唆するレビューもあり 29、この特定のテストにおいては185Hが365を上回る可能性も考えられる。GPU性能に関しては、Radeon 880MがCore Ultra 100シリーズ(Meteor Lake)のIntel Arc Graphicsよりも優れている可能性が高い 19

Intelの最新世代(Lunar Lake)であるCore Ultra 200Vシリーズとの比較データはまだ少ないが、Intel側の発表では、Core Ultra 9 285H(200Vシリーズの上位モデル)がRyzen AI 9 365に対してシングルスレッド性能で最大18%高速 31、ゲーム(VALORANT)で13-26%高速 32、AIテキスト生成性能で最大2.65倍高速 27 であると主張されている。これらはIntel側のデータであり、独立したレビューによる検証が必要だが、Lunar Lakeが特にシングルスレッド性能やAI性能で強力な競合相手となる可能性を示唆している。

4.3. 対 その他 (Snapdragon X Elite等)

ARMベースの競合であるQualcomm Snapdragon X Eliteとの比較では、Ryzen AI 9 HX 370との比較レビューが参考になる 29。Cinebench 2024 Multiでは同程度のCPU性能を持つとされる一方、GPU性能ではHX 370がX Eliteを大幅に上回っており、これはRyzen AI 9 365のRadeon 880Mにも当てはまると考えられる。PCMark 10はX Eliteでは動作しない 29。Davinci Resolveでの動画書き出し時間もHX 370の方が高速であった 29。ただし、Snapdragon X Eliteとの比較においては、一部のベンチマーク(旧Cinebench R23やFFXVなど)がx86エミュレーションでの動作となり、直接的な性能比較が難しい場合がある点に注意が必要である 29

これらの比較から、Ryzen AI 9 365は、特にマルチコアCPU性能と統合グラフィックス性能において、前世代のIntel Core Ultra 7 155Hに対して強力なパフォーマンスを提供する。しかし、上位モデルのHX 370や、最新のIntel Core Ultra 200Vシリーズ、特定のネイティブARMワークロードにおけるSnapdragon X Eliteなど、競合環境は厳しく、用途に応じた選択が重要となる。特に、アーキテクチャの多様化(x86ハイブリッド対ARM)、NPUのような専用アクセラレータの存在、ソフトウェアの最適化状況(ネイティブ対エミュレーション)などを考慮すると、単一のベンチマークスコアだけではプラットフォーム間の実体験の差を完全には捉えきれない可能性がある。

表3: Ryzen AI 9 365 vs. 競合プロセッサー ベンチマーク比較概要

プロセッサーモデルCinebench 2024 Multi (参考値)PassMark CPU Mark (参考値)3D Graphics Mark (参考値)主な出典例備考
AMD Ryzen AI 9 365872 – 107428858 – 32045約 84709本レポート対象
AMD Ryzen AI 9 HX 370約 976 – 1096約 35370 – 35836約 91179365よりCPU Multi +12%, GPU +15%程度高速
Intel Core Ultra 7 155H約 784約 28435約 619519Meteor Lake世代。365に対してCPU/GPU共に下回る傾向
Intel Core Ultra 9 185Hデータによる (※1)約 29444データによる (※2)28Meteor Lake上位。CPU Markでは365より低いが、Cinebench Multiでは365を上回る可能性あり。GPUは365より低い可能性が高い。
Intel Core Ultra 7 2x8Vデータ不足データ不足データ不足31Lunar Lake世代。シングルスレッド性能やAI性能で365を上回る可能性を示唆するIntelデータあり。独立データ待ち。
Snapdragon X EliteHX 370と同等レベル (※3)データ不足データ不足29ARMベース。CPU Multiは同等レベルの可能性。GPU性能は365/HX 370より大幅に低い。一部ベンチマークはエミュレーション動作。
  • ※1: 29ではHX 370より高い可能性を示唆。
  • ※2: 29ではHX 370より低い。
  • ※3: ネイティブ実行時。

5. 実アプリケーションにおけるパフォーマンス

ベンチマークスコアだけでなく、実際のアプリケーションにおけるRyzen AI 9 365のパフォーマンスを評価する。

5.1. ゲーム性能 (主要タイトル分析)

Radeon 880M統合グラフィックスは、iGPUとしては非常に高いゲーム性能を発揮する。「ドラゴンクエストX」や「ファイナルファンタジーXIV」のような比較的軽量なタイトルは、「すごく快適」または「快適」にプレイ可能である 10

より要求の高いAAAタイトルについても、設定次第でプレイ可能なレベルに達する。「サイバーパンク2077」では、HD解像度(1280×800または1024)の高画質設定で平均約48fps 33、あるいはフルHD解像度の低画質設定でアップスケーラー(FSR)を使用すれば平均約58fps(HX 370での結果だが参考になる)34 が報告されている。他のタイトルについても、「Apex Legends」、「オーバーウォッチ2」、「ストリートファイター6」、「Ghost of Tsushima Director’s Cut」(FSR使用)などが、HX 370搭載機で快適にプレイできるフレームレートを達成しており 30、Ryzen AI 9 365でも設定を調整すれば十分にプレイ可能と考えられる。

全体として、Radeon 880Mは、フルHD解像度であれば多くのゲームを中~低設定でプレイできる能力を持ち、従来のiGPUのイメージを覆す性能を提供している。これは、薄型軽量ノートPCでディスクリートGPUなしでもある程度のゲームを楽しみたいユーザーにとって大きな魅力となるだろう。性能レベルとしては、旧世代のエントリークラスdGPU(GeForce GTX 1650など)に匹敵する場面もある 23。競合となるIntel Core Ultra 7 155Hと比較した場合、特に重量級ゲームにおいてRyzen AI 9 365(またはHX 370)の方が高いフレームレートを出す傾向が見られる 30

5.2. コンテンツ制作性能 (動画編集等)

コンテンツ制作タスク、特に動画編集において、Ryzen AI 9 365は高い性能を発揮する。Davinci Resolveを用いた4K動画のレンダリングテストでは、非常に高速な結果が報告されている。あるレビューでは5分の4K動画のレンダリングが平均1分57秒で完了し、これはそのレビューサイトで計測した中で最速であった 10。別のレビューでは、10分程度の動画書き出しが3分39秒で完了し、これもdGPU非搭載モデルの中では最速クラスと評価されている 33。PCMark 10のDigital Content Creationスコアも高く 10、動画編集、エンコーディング、さらには3Dレンダリングといったタスクにも適していることが示唆される 35

加えて、Adobe Premiere Proのようなアプリケーションでは、NPUを活用した機能(シーン編集の検出、文字起こしなど)に対応しており、これらの処理を高速化できる可能性がある 3

5.3. 日常作業とマルチタスク

Webブラウジング、オフィスアプリケーション(Word, Excelなど)、ビデオ会議といった日常的な作業においては、Ryzen AI 9 365は非常に快適なパフォーマンスを提供する。PCMark 10のEssentialsおよびProductivityスコアの高さがこれを裏付けている 10。Zen 5/5cのハイブリッドコア構成は、軽いタスクには効率的なZen 5cコアを使用し、応答性を維持しつつ、必要に応じてZen 5コアがパワーを発揮するため、マルチタスク環境でもスムーズな動作が期待できる 2。ビジネス用途や一般的なマルチタスクには十分すぎる性能を持っていると評価されている 3

5.4. AI機能の活用事例と効果

Ryzen AI 9 365に搭載された50 TOPSのNPUは、様々なAI機能のローカル実行を可能にする。具体的な活用事例としては、Windows標準機能である「Windows Studio Effects」(Webカメラ映像の背景ぼかし、自動フレーミング、視線補正など)が挙げられる 3。これらの処理をNPUが担当することで、CPUやGPUの負荷を軽減し、Web会議中のシステム全体の応答性を向上させる効果が期待できる 3

また、AMDはソフトウェアパートナーと協力し、NPUを活用するアプリケーションを増やしている 15。例として、画像生成・超解像ツール「Amuse」37、ローカル環境で大規模言語モデル(LLM)を実行できる「LM Studio」15、ゲームプレイ動画からハイライトクリップを自動生成する「Powder」38 などが紹介されている。Adobe Premiere Proの一部機能 3 や、CyberLink Director Suite 7 などもNPUを活用する可能性がある。

さらに、Microsoftの「Copilot+ PC」として、将来的には「Recall」(過去のPC操作内容の検索)、「Cocreator in Paint」(ペイントアプリでの画像生成)、「Live Captions」(リアルタイム字幕生成・翻訳)といった機能が利用可能になる予定である 12

ただし、現時点では、これらの特定の最適化されたアプリケーションやOS機能以外で、NPUが広く活用されているとは言い難い状況も指摘されている 25。多くの既存アプリケーションでは、NPUによる直接的な性能向上はまだ限定的である可能性が高い。NPUの真価は、対応ソフトウェアエコシステムの成熟と共に発揮されるものであり、現時点では将来性への投資という側面が強い。その主な利点は、新しいAI機能の実現と、特定のAIタスクをCPU/GPUからオフロードすることによる効率化にあると言える。

6. 消費電力、発熱、動作安定性

高性能モバイルプロセッサーにおいては、性能だけでなく、消費電力、発熱、そしてそれに伴う動作安定性も重要な評価項目となる。

6.1. 消費電力の実測値と電力効率

Ryzen AI 9 365のデフォルトTDPは28Wだが、最大で54Wまで構成可能である 5。実際の高負荷時(エンコードなど)の消費電力として、55W程度が観測された例がある 17。このプロセッサーは、デスクトップ向けAPUと比較して大幅に低い消費電力で同等以上の性能を発揮する場面もあり、アーキテクチャ自体の電力効率は良好であると考えられる 1。実際に、「電力効率が非常に高い」と評価する声もある 37

Core Ultra 7 155H搭載機との比較では、最大消費電力に大きな差が見られなかった一方で、Ryzen AI 9 HX 370(365も同様の傾向と推測される)の方が高いベンチマークスコアを記録したことから、ワットパフォーマンス(電力効率)で優位性がある可能性が示唆されている 30

バッテリー駆動時間については、PCMark 10 Modern Office Battery Lifeテストで約11時間という結果が報告されている例もあるが 3、これはノートPC本体のバッテリー容量やディスプレイ輝度、省電力設定に大きく依存するため、あくまで一例として捉えるべきである。

6.2. 発熱と冷却性能 (CPU温度、サーマルスロットリング)

高負荷状態が続くと、Ryzen AI 9 365のCPU温度はかなり高くなる傾向が見られる。Prime95のようなCPUストレステストや長時間のゲームプレイにおいて、CPU温度が90℃台後半(95℃~98℃)に達することが報告されている 17。これは、特に薄型のノートPCシャーシにおいては、冷却能力が性能のボトルネックになる可能性を示唆している。

長時間の高負荷下では、サーマルスロットリング(過熱を防ぐために動作クロックを抑制する挙動)が発生する可能性があり、実際にゲームプレイ中に動作周波数が低下する傾向が観察された例もある 33。ただし、その際もフレームレートが極端に落ち込むことはなかったと報告されている 33。ノートPCの表面温度については、高負荷時でもキーボード面などが許容範囲内(例:41.5℃ 33)に収まる場合もあるが、ゲーム中などはキーボード上部が温かくなることが体感される 42

6.3. クロック周波数の安定性

高負荷時のクロック周波数の安定性は、ノートPCの冷却設計と電力供給能力に直結する。あるレビューでは、30分間のゲームプレイ中の平均CPU動作周波数が約3GHzで推移し、途中から若干低下する傾向が見られたものの、比較的安定していたと報告されている 33。これは、サーマルマネジメントや電力制御(Zen 5cコアの活用など)が機能している結果と考えられる。しかし、より厳しい負荷や、冷却性能の低い筐体では、クロック周波数の変動が大きくなる可能性も否定できない。15Wから54Wという広いcTDP範囲を持つため、メーカーの設定次第で安定性は大きく変わるだろう。

6.4. 動作音(ファンノイズ)

アイドル時や低負荷時には静かな動作が期待できる一方、高負荷時には冷却ファンの動作音が顕著になる。エンコードやゲームプレイ中の騒音レベルとして、約38dB 17 から43.5dB 33 といった測定値が報告されている。特にパフォーマンスを最大化するモードでは、「絶望的にでかい」と表現されるほどのファンノイズが発生する場合もある 41。このレベルの騒音は、使用環境や個人の感受性によっては、かなり耳障りに感じられる可能性がある。

総じて、Ryzen AI 9 365の高い性能ポテンシャルを引き出すためには、相応の冷却能力が必要であり、その結果として高めのCPU温度やファンノイズが発生するトレードオフが存在する。特に薄型軽量デザインのノートPCにおいては、静音性や冷却性能と、持続的な高パフォーマンスとのバランスをどのように取るかが、メーカーの設計思想とユーザーの選択における重要なポイントとなる。

7. 総合評価と考察

これまでの分析結果を踏まえ、AMD Ryzen AI 9 365プロセッサーの総合的な評価を行う。

7.1. Ryzen AI 9 365の強みと弱み

強み:

  • 強力なCPU性能: Zen 5とZen 5cのハイブリッドコア構成により、特にマルチコア性能において高いパフォーマンスを発揮する 10
  • 高性能な統合グラフィックス: Radeon 880Mは、iGPUとしては卓越した性能を持ち、設定次第で多くの最新ゲームをプレイ可能にし、コンテンツ制作タスクも加速する 10
  • 将来性のあるAI能力: 50 TOPSの高性能NPUを搭載し、Microsoft Copilot+ PC要件を満たすため、今後のAI機能拡張に対応できる 3
  • 良好な電力効率の可能性: アーキテクチャ自体の効率は高く、実装次第で優れたワットパフォーマンスが期待できる 1
  • 先進的なプラットフォーム: USB4、PCIe 4.0、高速なDDR5/LPDDR5Xメモリなど、最新の接続規格に対応している 5

弱み:

  • 実装依存性の高い性能: ノートPCのTDP設定や冷却設計によって、実際のパフォーマンスが大きく変動する 9
  • 高負荷時の発熱: 特に薄型筐体では、持続的な高負荷時にCPU温度が高くなりやすく、サーマルスロットリングの可能性がある 17
  • NPUエコシステムの発展途上: 高性能NPUを搭載するものの、その能力をフルに活用できるアプリケーションはまだ限定的である 25
  • AIベンチマークデータの不足: 独立したレビューによる標準化されたAI性能ベンチマークスコアが、本調査範囲では不足している。

7.2. 最適な用途とターゲットユーザー

Ryzen AI 9 365は、以下のような用途やユーザーに適していると考えられる。

  • 高性能な薄型軽量ノートPC: ディスクリートGPUなしで、高いCPU性能と優れたグラフィックス性能を両立させたいユーザー。
  • コンテンツ制作者: 特に動画編集やエンコーディングをモバイル環境で行いたいユーザー 10
  • カジュアルゲーマー: iGPUで設定を調整しつつ、様々なゲームを楽しみたいユーザー 10
  • 一般・ビジネスユーザー: 日常的な作業やマルチタスクを快適にこなし、将来的なAI機能にも備えたいユーザー 3
  • 将来性重視のユーザー: Copilot+ PCの要件を満たし、今後登場するAI機能を利用したいユーザー 3

一方で、常に最高の持続的マルチコア性能や、最高設定でのAAAゲームプレイを求めるユーザーには、上位のHX 370やディスクリートGPU搭載機の方が適している。また、現時点で幅広いアプリケーションでのAIアクセラレーション効果を期待するユーザーにとっては、まだ時期尚早かもしれない。

7.3. 将来性とNPU活用の展望

Ryzen AI 9 365の最大の将来性は、50 TOPSの性能を持つXDNA 2 NPUにある。これにより、今後Microsoftが提供するCopilot+ PC向けのAI機能(Recall, Cocreator, Live Captionsなど)をネイティブに実行できる基盤が整っている 3

NPUの真価を発揮するためには、ソフトウェア側の対応が不可欠である。AMDはソフトウェア開発キット(Ryzen AI Software)を提供し、開発者がPyTorchやTensorFlowで学習済みのモデルをNPUやiGPU上で効率的に実行できるよう支援している 15。Adobe、Black Magic Design、Microsoft、Hugging Faceなど、多くのパートナーとの協力により、NPUを活用するアプリケーションや機能が増加していくことが期待される 15。ソフトウェアやドライバーのアップデートによって、今後さらに性能が向上したり、新たな活用方法が登場したりする可能性もある 37

たとえNPUの活用がすぐには広がらなかったとしても、強力なZen 5 CPUコアとRDNA 3.5 GPUコアは、それ自体が高い基本性能を提供するため、プロセッサーとしての価値は高い。NPUは、将来のAIアプリケーションへの対応力を付加するものと捉えることができる。

8. まとめ

AMD Ryzen AI 9 365は、AI PC時代に対応するべく開発された、強力かつ多才なモバイルプロセッサーである。Zen 5/5cコアによる優れたCPU性能、Radeon 880Mによる高性能な統合グラフィックス、そして50 TOPSのXDNA 2 NPUによる将来性のあるAI処理能力を兼ね備えている。これにより、薄型軽量ノートPCにおいても、生産性タスク、コンテンツ制作、そしてカジュアルゲーミングまで、幅広い用途に対応可能な高いパフォーマンスを提供する。

ただし、その性能は搭載されるノートPCの設計(特にTDP設定と冷却能力)に大きく左右されるため、購入時には個別の製品レビューを確認することが重要である。また、NPUのポテンシャルを最大限に引き出すには、対応ソフトウェアエコシステムの今後の発展が鍵となる。

総じて、Ryzen AI 9 365は、現時点での高い基本性能と、将来のAI機能への対応力を両立させた、魅力的な選択肢であり、特にディスクリートGPUを搭載しない高性能モバイルPCを求めるユーザーにとって有力な候補となるだろう。

引用文献

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