1. はじめに
AMD Ryzen™ AI 9 HX 370プロセッサは、次世代のAI対応PC(AI PC)における重要なコンポーネントとして登場しました。本プロセッサは、AMDのRyzen™ AI 300シリーズのハイエンドモデルとして位置づけられています 1。このプロセッサの登場は、最新のCPUアーキテクチャ「Zen 5」および「Zen 5c」、GPUアーキテクチャ「RDNA™ 3.5」、そしてNPU(Neural Processing Unit)アーキテクチャ「XDNA™ 2」を統合した点において、モバイルコンピューティングにおける大きな進歩を意味します 3。
本レポートでは、主に日本のテクノロジー系ウェブサイト(PC Watch、ITmediaなど)で公開されているベンチマークデータやレビュー記事に基づき、Ryzen™ AI 9 HX 370の性能を詳細に分析します。分析対象は、CPU性能(マルチコア、シングルコア)、内蔵GPU(Radeon™ 890M)性能、NPU(Ryzen™ AI)性能、競合製品との比較、そして実際のアプリケーションにおけるパフォーマンスや電力効率など、多岐にわたります。
本プロセッサは、特にマルチコア性能、先進的な内蔵グラフィックス、高いAI処理能力(TOPS)において注目されますが、その性能は搭載されるデバイスの熱設計や電力設定(TDP)、メモリ構成によって変動する可能性がある点も考慮する必要があります 3。
2. Ryzen™ AI 9 HX 370 詳細スペック
Ryzen™ AI 9 HX 370は、ノートPCおよび一部の小型デスクトップPC向けに設計された高性能プロセッサです。その主要な仕様は以下の通りです。
- コアアーキテクチャ: 合計12コア/24スレッド構成を採用。高性能な「Zen 5」コアを4基、高効率な「Zen 5c」コアを8基搭載するハイブリッド構成です 3。開発コードネームは「Strix Point」として知られています 1。
- 動作クロック周波数: ベースクロックはZen 5、Zen 5cともに2.0 GHz。Zen 5コアの最大ブーストクロックは最大5.1 GHzに達します 3。Zen 5cコアの最大クロックは3.3 GHzです 4。
- キャッシュ: L2キャッシュは合計12MB(各コア1MB)、L3キャッシュは合計24MB搭載されています 3。L2とL3を合わせたキャッシュ総量は36MBとなります 7。
- 製造プロセス: TSMC社の4nm FinFETプロセス技術を用いて製造されています 4。
- TDP (Thermal Design Power): 標準TDPは28Wに設定されていますが、デバイスメーカーはシステムの設計に応じて15Wから54Wの範囲でTDPを構成(cTDP)することが可能です 3。この広いcTDP範囲は、本プロセッサの性能が搭載されるデバイスによって大きく変動する要因となります。例えば、薄型軽量ノートPCでは持続的な高負荷時にTDPが低めに抑えられ、冷却能力の高いミニPCではより高いTDP設定で運用される傾向があります。これは、後述するベンチマークスコアのばらつきに直接影響します 5。
- 内蔵GPU (iGPU): AMD Radeon™ 890Mグラフィックスを内蔵。最新のRDNA™ 3.5アーキテクチャに基づき、16基のコンピュートユニット(CU)を搭載し、最大2900 MHzで動作します 3。
- NPU (Neural Processing Unit): AMD Ryzen™ AIエンジンを搭載。これはXDNA™ 2アーキテクチャに基づいており、最大50 TOPS(Trillions of Operations Per Second)のAI処理性能を提供します 3。データ型としてはINT8およびBlock FP16に対応しています 1。CPU、GPU、NPUを合わせたシステム全体のAI処理性能は最大80 TOPSとされています 3。
- メモリサポート: 高速なLPDDR5X(最大7500MHzまたは8000MHz)およびDDR5(最大5600MHz)メモリに対応しています 3。最大メモリ容量は256GBまでサポートされますが、実際の製品では32GBや64GBが一般的です 3。ECCメモリはサポートされていません 4。特に内蔵GPUのRadeon™ 890Mの性能は、システムメモリの種類と速度に大きく依存します。レビューによれば、LPDDR5X-7500のような高速メモリを搭載したシステムは、DDR5 SO-DIMMなどの低速なメモリを搭載したシステムと比較して、GPUベンチマークやゲームにおいて顕著に高い性能を示すことが確認されています 3。
- 接続性: ネイティブでUSB4(40Gbps)を2ポート、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)を3ポート、PCI Express® 4.0(利用可能なレーン数16)をサポートします 4。ただし、実際のデバイスに実装されるポートの種類や数は異なります 3。一部のミニPCでは、外部GPU接続などに利用できるOCuLinkポートも搭載されています 3。Wi-FiやBluetoothのバージョン(例: Wi-Fi 6E/7、Bluetooth 5.3/5.4)もデバイスの実装に依存します 3。
- ディスプレイ出力: 最大4画面の同時出力に対応。HDMI® 2.1およびDisplayPort™ 2.1をサポートし、DisplayPort経由では4K@240Hzや1080p@600Hzといった高リフレッシュレート出力が可能です 3。
表1: AMD Ryzen™ AI 9 HX 370 主要スペック
仕様項目 | 詳細 | 出典例 |
CPUコア/スレッド数 | 12コア / 24スレッド (Zen 5 x4 + Zen 5c x8) | 3 |
アーキテクチャ | Zen 5 / Zen 5c (CPU), RDNA™ 3.5 (GPU), XDNA™ 2 (NPU) | 1 |
最大ブーストクロック | 最大 5.1 GHz (Zen 5) | 3 |
L2/L3キャッシュ | 12 MB / 24 MB (合計 36 MB) | 4 |
標準TDP | 28W | 3 |
cTDP範囲 | 15W – 54W | 3 |
製造プロセス | TSMC 4nm FinFET | 4 |
内蔵GPUモデル | AMD Radeon™ 890M | 3 |
iGPU CU数/周波数 | 16 CU / 最大 2900 MHz | 4 |
NPUモデル | AMD Ryzen™ AI (XDNA™ 2) | 4 |
NPU TOPS | 最大 50 TOPS (単体), 最大 80 TOPS (システム全体) | 3 |
メモリサポート | LPDDR5X-7500/8000, DDR5-5600 | 3 |
3. CPU性能ベンチマーク分析
Ryzen™ AI 9 HX 370のCPU性能を、主に日本のレビューサイト(PC Watch、for-real.jp、note.comなど)で報告されているベンチマークスコアに基づいて分析します。スコアはテスト環境(特にTDP設定やメモリ速度)によって変動するため、複数の結果を総合的に評価することが重要です。
3.1. マルチコア性能
複数のコアを同時に使用するタスクにおける性能を示します。
- Cinebench R23: 複数のレビューでスコアが報告されており、GMKtec EVO-X1(LPDDR5X-7500搭載ミニPC)で21,085 3、MINISFORUM AI X1 Pro(DDR5 SO-DIMM搭載ミニPC)で22,672 13、ASUS Zenbook S16(薄型ノートPC)で約17,500 16、別のミニPCレビューではパフォーマンスモードで最大約23,000 9 といった値が見られます。この約5,000ポイント(約17,500~23,000)のスコア差は、TDP設定と冷却ソリューションが持続的なマルチコア性能に与える影響の大きさを示しています。薄型ノートPCは熱・電力制限から低いスコアに、より冷却に余裕のあるミニPCは高いスコアになる傾向があります。
- Cinebench 2024: マルチコアスコアは1071 17、1111 9、1226 18、約1152 19 などが報告されています。
- Geekbench 6: マルチコアスコアは14124(ES品搭載Zenbook S16)20、15354 21 などが報告されています。(Nanoreview.netの約23786 19 は他の報告と比較して異常に高く、参考値とするのが妥当です。)
- PassMark CPU Mark: 36217 17、35204 22、35186 23 といった高いスコアが記録されています。
競合製品との比較(マルチコア):
- vs. Intel Core Ultra 9 185H: Cinebench R23/2024やPassMarkでは、HX 370がCore Ultra 9 185Hを概ね上回るスコアを示しています 6。Geekbench 6では結果が分かれ、一部ではIntelが僅差でリード 21、他ではAMDがリード 19 しています。
- vs. Ryzen 9 8945HS: HX 370は前世代の8945HSに対して明確な性能向上を示しています 6。Cinebench 2024マルチコアではHX 370(1226)が8945HS(919)を大きく上回ります 18。
- vs. Apple M3/M4: Cinebench R23/2024マルチコアにおいて、HX 370はApple M3 Pro 16 やM4(8コア/10コア)23 よりも大幅に高いスコアを記録しています。PassMarkでも同様の傾向が見られます 23。
- vs. Snapdragon X Elite: Cinebench 2024やGeekbench 6の比較レビューでは、HX 370はSnapdragon X Elite(X1E-80/78)と同等か、わずかに上回るマルチコア性能を示す結果が多く見られます 15。
分析: Ryzen™ AI 9 HX 370は、12コア24スレッド(Zen 5 x4 + Zen 5c x8)構成により、モバイルプロセッサとしては卓越したマルチコア性能を発揮します。多くのベンチマークで競合のハイエンド製品を凌駕し、特にマルチスレッド処理が重要となるタスク(動画編集、レンダリング、プログラミングなど)で大きなアドバンテージを持ちます。ただし、その性能ポテンシャルを最大限に引き出すには、デバイス側のTDP設定と冷却能力が鍵となります。
3.2. シングルコア性能
単一のコアを使用するタスクの応答性などに関わる性能を示します。
- Cinebench R23: スコアは2,041 3、2,023 13、2,022 29 など、2,000点を超える高い値が報告されています。
- Cinebench 2024: シングルコアスコアは114 17、119 9 などが報告されています。
- Geekbench 6: シングルコアスコアは2795(ES品)20、2879 21 など、非常に高いスコアが記録されています。(Nanoreview.netの約2035 19 は他の報告より低く、条件が異なる可能性があります。)
- CPU-Z: シングルスレッドスコアは798と報告されています 30。
競合製品との比較(シングルコア):
- vs. Intel Core Ultra 9 185H: HX 370はCore Ultra 9 185Hに対して同等以上のシングルコア性能を示すことが多いです。CPU-ZではHX 370(798)が185H(734)を上回り 30、Cinebench 2024でもHX 370(114)が185H(103)を上回っています 19。Geekbench 6では結果が分かれますが、HX 370が優位な報告 19 も見られます。一方で、Core Ultra 7 155Hに僅かに劣るという報告もあります 28。
- vs. Ryzen 9 8945HS: HX 370は前世代の8945HSに対して、Geekbench 6シングルコアで約5~6%高速化 25、Cinebench 2024シングルコアでも向上(119 vs 108)18 しており、着実な進化が見られます。
- vs. Apple M3/M4: HX 370のシングルコア性能はApple M4に匹敵しますが、Geekbench 6やCinebench 2024のシングルコアテストでは、M4が僅かに上回る結果も見られます 23。
- vs. Snapdragon X Elite: HX 370はSnapdragon X Eliteよりも一般的に高いシングルコア性能を示します 15。
分析: Zen 5アーキテクチャのIPC(クロックあたりの命令実行数)向上と最大5.1 GHzのブーストクロックにより、Ryzen™ AI 9 HX 370は非常に強力なシングルコア性能を実現しています。これにより、OSの応答性やアプリケーションの起動速度、軽負荷時の作業効率などが向上します。競合のIntel Core Ultraシリーズとも互角以上に渡り合い、前世代からの着実な進歩を示しています。Appleの最新チップには僅差で及ばない場合もありますが、モバイルCPUとしてはトップクラスのシングルコア性能を持つと言えます。
表2: CPUベンチマークスコア比較(代表値)
CPUモデル | Cinebench R23 (Multi/Single) | Cinebench 2024 (Multi/Single) | Geekbench 6 (Multi/Single) | PassMark CPU Mark | 出典例 |
Ryzen AI 9 HX 370 | ~21,000 / ~2,030 | ~1,100 / ~115 | ~15,000 / ~2,800 | ~35,500 | 3 |
Intel Core Ultra 9 185H | ~18,000 / ~1,800 | ~1,050 / ~105 | ~16,000 / ~2,700 | ~29,500 | 19 |
Ryzen 9 8945HS | – / ~1,800 | ~920 / ~108 | ~14,800 / ~2,650 | ~29,000 | 18 |
Apple M4 (10-Core) | ~12,100 / ~2,100 | ~980 / ~175 | ~19,000 / ~3,700 | ~24,200 | 23 |
Snapdragon X Elite (X1E) | – / – | ~1,100 / ~100 | ~13,000 / ~2,400 | – | 15 |
注: スコアはテスト環境や構成により変動します。上記は各出典から得られた代表的な値または概算値です。Snapdragon X EliteのPassMarkはテスト不備のため比較困難 27。
4. 内蔵GPU (Radeon™ 890M) 性能ベンチマーク分析
Ryzen™ AI 9 HX 370に統合されたRadeon™ 890M GPUは、RDNA™ 3.5アーキテクチャを採用し、16基のコンピュートユニット(CU)を搭載、最大2900 MHzで動作します 3。その性能は、特にシステムメモリの速度から大きな影響を受けます。高速なLPDDR5Xメモリを搭載したシステムは、より高いグラフィックス性能を発揮する傾向があります 3。
4.1. 総合グラフィックス性能 (3DMark)
標準的な3Dグラフィックスベンチマークである3DMarkのスコアを見ていきます。
- Time Spy (DirectX 12): LPDDR5X-7500メモリ搭載機で4,135 3、DDR5 SO-DIMM搭載機で3,631 13 と、メモリ速度による差が見られます。競合比較では、Intel Arc Graphics(Core Ultra 7 155H)やSnapdragon X Elite(Adreno)を大幅に上回るスコアが報告されています 28。
- Fire Strike (DirectX 11): LPDDR5X-7500搭載機で9,100 3、DDR5 SO-DIMM搭載機で8,109 13 と、こちらもメモリ速度の影響が見られます。
- Wild Life Extreme (Vulkan): 前世代のRadeon 880M(12 CU)と比較して約15%高いスコア 33。デスクトップ向けRyzen 7 8700Gの内蔵GPU(Radeon 780M相当)との比較では、スコア6,394を記録し、約28%上回っています 34。
- Speed Way (DirectX 12 Ultimate): スコア545を記録し、Ryzen 7 8700Gの内蔵GPUを約34%上回ります 34。
- Port Royal (DirectX Raytracing): スコア1,758を記録し、Ryzen 7 8700Gの内蔵GPUを約16%上回ります 34。
- Solar Bay (Vulkan Ray Tracing): スコア14,196を記録し、Ryzen 7 8700Gの内蔵GPUを約39%上回ります 34。
- Geekbench 6 OpenCL: スコア41995が報告されており 35、Snapdragon X Eliteの約2倍、Core Ultra 9 185Hの約1.3倍の性能とされています 27。
- PassMark 3D Graphics Mark: スコア7982が報告されており、Ryzen 7 8845HS(Radeon 780M)を上回っています 17。
競合製品との比較(GPU):
- vs. Intel Arc (Core Ultra): 3DMark Time Spy/Fire StrikeやGeekbench OpenCLにおいて、Radeon 890MはIntel Arc Graphics(Core Ultraシリーズ内蔵)を一貫して大幅に上回っています 6。ゲーム性能でも同様の傾向です 6。
- vs. Radeon 780M/880M (前世代AMD): Radeon 890M(16 CU, RDNA 3.5)は、Radeon 780M/880M(12 CU, RDNA 3)に対して顕著な性能向上を実現しています 6。例えば、Wild Life Extremeで約15%高速 33、各種ゲームでもフレームレートが向上しています 34。
- vs. Apple M3/M4 iGPU: OSの違いから直接的な3DMark比較は少ないですが、Geekbench Metalスコアなどでの比較が必要です。
- vs. Snapdragon X Elite (Adreno): 3DMark Time SpyやGeekbench OpenCLにおいて、Radeon 890MはAdreno GPUを大幅に上回る性能を示します(OpenCLで約2倍 27、Time Spyでも顕著な差 28)。ゲーム性能でもAMDが有利です 27。
分析: Radeon™ 890Mは、統合グラフィックスの性能水準を大きく引き上げ、前世代のAMD製品や競合のIntel、Qualcommの統合ソリューションを凌駕しています。DirectX 12 UltimateやVulkanといった最新APIに対応し、限定的ながらレイトレーシング機能も利用可能です。その性能ポテンシャルはメモリ帯域幅に敏感であり、高速なメモリを搭載するシステムで最大限に発揮されます。
4.2. ゲーム性能
実際のゲームにおけるパフォーマンスを見ていきます。
- 全般的な能力: 多くのレビューで、1080p(フルHD)解像度であれば、多くの中~軽量級ゲームが中~高設定で快適に(60fps前後で)プレイ可能であると報告されています 29。内蔵GPUとしては「スゴイこと」37 と評価されています。
- 特定のゲーム例:
- Cyberpunk 2077: 1080p解像度でFSR 2.1(アップスケーリング)を使用すれば、平均57.9fpsでプレイ可能(設定は低~中程度と推測)36。フルHDでの快適なプレイが可能との言及もあります 38。
- F1 23/24: F1 23は1080p高設定で平均83fps 6。F1 24は1080p高設定でフレーム生成を有効にすれば「快適」37。
- Final Fantasy XIV (FFXIV): 黄金のレガシーベンチマーク(フルHD標準品質)でスコア7092(やや快適)17 や6731 9 が報告されています。高速メモリ搭載機では8106(快適)12 とスコアが向上しており、メモリ速度の影響が明確です。
- Final Fantasy XV (FFXV): 標準品質でスコア4453(普通)、軽量品質で5349(やや快適)27。別のテストでは約6100 12。
- Fortnite: 1080p解像度で、低設定: 97.8fps、中設定: 74.7fps、高設定: 49.1fps、最高設定: 33.6fps 34。
- Street Fighter 6: 1080p通常設定で51.49fps 34。
- Genshin Impact: フルHD高設定でほぼ60fpsを維持(最低55fps程度)9。
- Apex Legends: 訓練場で60~80fps程度 9。
- Dragon Quest X: フルHD最高品質でスコア16209(快適)17。
分析: Radeon™ 890Mは、統合グラフィックスとしては非常に優れたゲーム性能を提供します。特に1080p解像度において、多くのタイトルを実用的なフレームレートでプレイ可能です。これにより、ディスクリートGPUを搭載しない薄型軽量ノートPCでも、カジュアルなゲーム体験が可能になります。ただし、最新のAAAタイトルを高画質設定でプレイするには依然としてディスクリートGPUが必要です 6。ゲーム性能においてもメモリ速度が重要な要素となります 9。
表3: 内蔵GPUベンチマーク比較(3DMark / Geekbench)
GPUモデル | 3DMark Time Spy | 3DMark Fire Strike | Geekbench 6 OpenCL | メモリ構成例 | 出典例 |
Radeon 890M (HX 370) | ~3,600 – 4,100+ | ~8,100 – 9,100+ | ~42,000 | DDR5 / LPDDR5X-7500 | 3 |
Radeon 780M/880M (例: 8945HS) | ~3,000 – 3,300 | ~7,000 – 7,500 | ~35,000 | DDR5 / LPDDR5X | 6 |
Intel Arc (例: Ultra 7 155H) | ~3,100 | ~6,800 | ~32,000 | LPDDR5X | 6 |
Adreno (Snapdragon X Elite) | ~2,900 | – | ~21,000 | LPDDR5X | 27 |
注: スコアはテスト環境(特にメモリ速度、TDP)により大きく変動します。上記は各出典から得られた代表的な値または概算値です。
表4: ゲームフレームレート例(1080p解像度)
ゲームタイトル | 品質設定(目安) | 平均FPS (Radeon 890M) | 比較FPS (例: 780M/Arc) | FSR/アップスケール | 出典例 |
Cyberpunk 2077 | 低/中 | ~58 fps | – | FSR 2.1 On | 36 |
F1 23 | 高 | 83 fps | – | Off? | 6 |
FFXIV (黄金ベンチ) | 標準品質 | ~6700-8100 (スコア) | – | Off | 9 |
Fortnite | 中 | ~75 fps | ~55 fps (780M) | Off | 34 |
Street Fighter 6 | 通常 | ~51 fps | ~40 fps (780M) | Off | 34 |
Genshin Impact | 高 | ~55-60 fps | – | Off | 9 |
注: FPSはシーンやシステム構成(特にRAM速度)により変動します。比較FPSは参考値です。
5. NPU (XDNA™ 2) AI性能評価
Ryzen™ AI 9 HX 370は、AI処理に特化したNPU(Neural Processing Unit)として、AMDの第3世代となるXDNA™ 2アーキテクチャを採用した「Ryzen™ AI」エンジンを搭載しています。
- アーキテクチャとTOPS: XDNA™ 2アーキテクチャにより、単体で最大50 TOPSの演算性能を実現しています 3。これは、前世代のRyzen 7040/8040シリーズに搭載されていたXDNAアーキテクチャ(10~16 TOPS)から最大3倍以上の飛躍的な向上です 1。競合製品と比較しても、Snapdragon X Elite(45 TOPS)やIntel Lunar Lake(NPU単体で48 TOPS)を上回る、発表時点ではクラス最高のNPU性能となります 39。なお、より高クロックなHX 375という派生モデルでは55 TOPSを実現しています 39。システム全体(CPU+GPU+NPU)では最大80 TOPSとされていますが、AIタスク専用の性能としてはNPUの50 TOPSが指標となります 3。
- Block FP16 サポート: XDNA™ 2は「Block FP16」と呼ばれる新しいデータ形式に対応しています。これは、ソフトウェア側で特別な変更を加えることなく、FP16(半精度浮動小数点数)の精度を保ちながら、INT8(8ビット整数)に近い演算性能と電力効率を実現することを目的とした技術です 1。FP16を用いるAIモデルの実行において、性能向上と効率化が期待されます。
- ベンチマークデータ: 提供された情報源の中では、NPU性能を定量的に測定した独立したベンチマーク結果は限定的です。多くの記事では、主にTOPS値そのものが性能指標として言及されています 1。UL Procyon AIベンチマークがAMDの比較資料で用いられていますが、具体的なスコアは示されていません 40。
- 特定のAI活用機能における言及は見られます。例えば、Adobe Camera Rawの「AIノイズ除去」(主にGPUで処理されるタスク)やAdobe Lightroomの「AIによるノイズリダクション(強化)」がHX 370搭載機でテストされており、NPUやGPUによる高速化の恩恵を受けている可能性が示唆されています 34。
- 画像認識、自然言語処理、AI支援編集(自動色補正、物体追跡)、音声認識・合成、テクスチャ生成、Windows Copilot連携といったタスクがNPUによって高速化される可能性が述べられています 29。
分析: Ryzen™ AI 9 HX 370は、50 TOPSという高い演算性能を持つXDNA™ 2 NPUを搭載し、AI PCプラットフォームとして強力なポテンシャルを備えています。特にBlock FP16対応は、今後のAIアプリケーションにおける性能と効率の両立に貢献する可能性があります。しかしながら、現時点での日本のレビュー記事においては、このNPUの実際の性能を様々なAIワークロードで検証した独立したベンチマークデータは乏しい状況です。Adobe Creative Suiteなどの特定アプリケーションにおけるAI機能の高速化は報告されていますが、これらはGPUやCPUも活用する複合的な処理である可能性があります。高いTOPS値は将来性を示唆しますが、その真価が広く実証されるには、Ryzen™ AIプラットフォームに最適化されたソフトウェアエコシステムの成熟が待たれます。現状では、宣伝されている高いNPU性能と、独立して検証された実世界での性能との間には、まだ情報ギャップが存在すると言えます。
6. 実アプリケーション性能と電力効率
ベンチマークスコアだけでなく、実際のアプリケーションにおける動作や電力効率についても見ていきます。
6.1. クリエイティブ・生産性タスク
- 一般的な生産性 (PCMark 10): 総合スコアは7,500点台から7,800点台が報告されており 3、これは「ミドルハイクラス」以上の性能を示し、要求の厳しいオフィスワーク、ウェブブラウジング、ビデオ会議などを快適にこなせるレベルです 3。Core Ultra 7 165H搭載機と比較しても、同等の総合スコアを示しています 6。
- 動画編集 (レンダリング/エンコード):
- DaVinci Resolve: 高いマルチコア性能により、4K動画のレンダリングが「かなり速い」と評価されています 17。具体的な例として、19分12秒の4K動画書き出しに約16分半かかったとの報告があります 27。CPU、GPU、ビデオエンジンを活用する処理では、デスクトップ向けRyzen 7 8700Gよりも約13~16%高速でした 34。ただし、バッテリー駆動時の書き出しテストでは、Core Ultra 7 258Vに比べて時間がかかったという報告もあります 42。
- TMPGEnc Video Mastering Works 7: CPUコアのみを使用するエンコード(x264/x265)では、デスクトップ向けRyzen 7 8700Gより若干(約6~15%)遅い結果でした 34。
- HandBrake: H.264/H.265への動画変換において、Core Ultra 7 155Hよりも大幅に高速(処理時間で2分~3分50秒短縮)であったとの比較結果があります 36。
- 総じて、強力なCPU性能と高性能な内蔵GPU/メディアエンジンにより、4K動画編集もスムーズに行える性能を持っていると評価できます 27。
- 写真編集 (Lightroom/Photoshop):
- Lightroom Classic: 負荷の高い「AIノイズリダクション(強化)」機能のテストが行われています 41。
- Adobe Camera Raw: RAW現像処理やAIノイズ除去処理において、Ryzen 7 8700Gよりも高速でした 34。
- PCMark 10のDigital Content Creationスコアも高く、写真編集に適した性能を持っていることが示唆されます 3。
- AIコンテンツ作成: Topaz AIやGigapixel AIといったツールでの性能も検証されています 28。画像生成などのAIタスクが高速化されることが期待されています 29。
- 全体的な使用感: PCの起動やソフトウェアの起動が速く、待ち時間が少ないため、「実体験としてちゃんと早かった」との評価があります 43。要求の高いタスクもこなせるパワフルさがあるとされています 29。
6.2. 電力効率とバッテリー駆動時間
- 電力消費特性: 電力効率に優れたプロセッサと評価されています 44。アイドル時の消費電力は低く、非アクティブ時には迅速に電力を削減する挙動を示します 12。低いTDP(例:15W)でも効率的に動作可能ですが、性能は相応に低下します 5。高負荷時(Cinebenchやゲーム中)のシステム全体の最大消費電力は80~84W程度と報告されています 43。負荷時のCPU温度は比較的低く抑えられており、あるテストではCinebench R23実行中のCPU最大温度が80℃前後(CPU消費電力30W未満)45、別のテストでは他のミニPCと比較しても温度が低めであったと報告されています 37。
- バッテリー駆動時間テスト:
- 動画再生テスト: HX 370搭載のVivobook S 14は10時間以上の再生が可能で、Core Ultra 7 258V搭載のZenbook 14と同等か僅かに優位でした 42。
- ウェブ/オフィス利用シミュレーション: 3時間後、Core Ultra 7 258V機(残量82%)の方がHX 370機(残量73%)よりもバッテリー持ちが良いという結果でした 42。
- バッテリーでのゲーム (FFXVベンチ): Core Ultra 7 258V機(1時間55分)の方がHX 370機(1時間17分)よりも大幅に長く持続しました 42。
- バッテリーでの動画エンコード: Core Ultra 7 258V機の方が処理が速く、消費電力も大幅に少なく(残量90% vs 75%)、効率が良い結果となりました 42。
分析: Ryzen™ AI 9 HX 370は、その高い性能レベルを考慮すると良好な電力効率を示します。特に、広いTDP範囲で性能をスケーリングできる点や、アイドル時の低消費電力は評価できます。CPU温度もレビューされたシステムでは適切に管理されているようです。しかし、バッテリー駆動時間の比較、特に電力効率に重点を置いたIntelの最新アーキテクチャ(Lunar Lake / Core Ultra 7 258V)との比較では、状況によって結果が異なります。動画再生のような特定のタスクでは同等以上の持久力を見せる一方で、ウェブブラウジング、オフィスワーク、ゲーム、動画エンコードといったバッテリー駆動時の負荷がかかるシナリオでは、特定の競合製品に対して劣る可能性が示唆されています 42。これは、プラットフォーム間の相対的な電力効率がワークロードに依存することを示しています。したがって、終日のバッテリー駆動時間を重視する場合、ユーザーの典型的な使用状況を考慮し、個々のデバイスのバッテリー容量や電力チューニングを含めて比較検討する必要があります。
7. 総合評価とまとめ
性能概要:
- CPU: 競合製品と同等以上の卓越したマルチコア性能と、強力なシングルコア性能を両立。ただし、性能はデバイスのTDP設定に大きく左右される。
- GPU: クラス最高レベルの内蔵グラフィックス(Radeon™ 890M)により、多くのゲームが1080pでプレイ可能。性能はメモリ速度の影響を受ける。
- NPU: 50 TOPSという高い演算性能を持ち、AI PCとしての将来性は高い。ただし、レビュー時点での実世界ベンチマークによる性能実証は限定的。
- 効率: 全体的に良好な電力効率を示すが、バッテリー駆動時間はワークロードや比較対象によって異なり、特定の最新低消費電力CPUに対しては劣る場面も見られる。
強み:
- 強力なマルチコアCPU性能
- クラスをリードする統合グラフィックス性能
- 将来のAIタスクに対応する高いNPU性能
- 広いTDP範囲での良好な性能スケーリング
- USB4、PCIe 4.0、高速メモリ対応などのプラットフォーム機能
弱み・考慮事項:
- OEMの実装(TDP、冷却、RAM)による性能のばらつき
- 最新の低消費電力CPUと比較した場合、全てのシナリオでバッテリー寿命が最長とは限らない
- 現時点でのNPU性能に関する独立した検証データの不足
市場での位置づけ:
Ryzen™ AI 9 HX 370は、プレミアムな薄型軽量ノートPCや高性能ミニPC市場において、AMDの競争力を大きく高める製品です。Intel Core Ultra、Apple Silicon、Snapdragon Xプラットフォームに対する強力な対抗馬となり、特にマルチタスク性能、統合グラフィックス性能、将来のAI機能に関心のあるユーザーにとって魅力的な選択肢となります。
ターゲットユーザー:
コンテンツ制作者、開発者など強力なマルチコア性能を必要とするユーザー、カジュアルゲーマーやマルチメディアユーザーなど高性能な統合グラフィックスを求めるユーザー、そして将来のAI機能を活用したいユーザーにとって理想的なプロセッサです。ただし、あらゆる状況下での最長のバッテリー駆動時間を最優先するユーザーは、特定の競合デバイスとの詳細な比較検討が必要です。
最終評価:
AMD Ryzen™ AI 9 HX 370は、CPU、特にGPU性能において大きな世代的飛躍を遂げ、強力なNPUを統合した極めて印象的なモバイルプロセッサです。統合グラフィックスの新たな基準を打ち立て、強力なマルチコア能力を提供し、高性能モバイルコンピューティング分野におけるトップコンテンダーとしての地位を確立しました。ただし、その性能とバッテリー寿命を最大限に評価するには、搭載される個々のデバイスの構成(TDP、RAMなど)を注意深く考慮することが不可欠です。
引用文献
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- 【Hothotレビュー】AMD最新Ryzen AI 9 HX 370を搭載!ライバルを圧倒する高性能ミニPC「EliteMini AI370」 – PC Watch, 4月 11, 2025にアクセス、 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1641650.html
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- HX370搭載の本命ミニPC登場!MINISFORUM AI X1 Proを発売日レビュー!【ゆっくり解説】【Ryzen AI 9 HX 370】【OCuLink】 – YouTube, 4月 11, 2025にアクセス、 https://www.youtube.com/watch?v=MQ1SmEi4DgM
- なぜRyzenノートを選んだほうがいいのか?CPUだけでなくトータルで強いRyzen AI 300について知っておくべきこと – PC Watch, 4月 11, 2025にアクセス、 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1623965.html
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- Ryzen AI 9 HX 370搭載ミニPCがついに登場!MINISFORUM AI370自腹レビュー!【ゆっくり解説】【Strix Point】【Zen5】 – YouTube, 4月 11, 2025にアクセス、 https://www.youtube.com/watch?v=OkU5cZ8zjHg
- 【西川和久の不定期コラム】Copilot+ PC認証取得のRyzen AI 9 HX 370搭載ミニPC!「MINISFORUM AI X1 Pro」 – PC Watch, 4月 11, 2025にアクセス、 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/1667349.html
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- 比較】AMD Ryzen AI 9 HX 370 vs Ryzen 9 8945HS – 新しいZen 5は日常的なタスクで5%優れている – LaptopMedia, 4月 11, 2025にアクセス、 https://laptopmedia.com/jp/comparisons/comparison-amd-ryzen-ai-9-hx-370-vs-ryzen-9-8945hs-the-new-zen-5-is-5-better-for-everyday-tasks/
- Apple M4 (8-Core) vs AMD Ryzen AI 9 HX 370: performance comparison – NanoReview, 4月 11, 2025にアクセス、 https://nanoreview.net/en/cpu-compare/apple-m4-8-cores-vs-amd-ryzen-ai-9-hx-370
- Ryzen AI 9 HX 370の実力は?ASUS Vivobook S 14 M5406WAを実機レビュー!Snapdragon X EliteやCore Ultra 9 185Hと性能比較! | MATTU SQUARE, 4月 11, 2025にアクセス、 https://sunmattu.jp/archives/67882
- Ryzen AI 9 HX 370 Deep-Dive Testing – YouTube, 4月 11, 2025にアクセス、 https://www.youtube.com/watch?v=UyZgHSv9C2k
- 【新発売の革新的ミニPCRyzen AI 9 HX 370を買って使ってみた!】Minisforum Elite Mini AI 370がRyzen AI 9 HX 370 搭載! その実力を徹底解析 – note, 4月 11, 2025にアクセス、 https://note.com/benri_tankyu_lab/n/nd949cab94820
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- AMD Ryzen AI 9 HX 370がApple M3 Maxを超えるベンチマーク結果を記録 – ギャズログ, 4月 11, 2025にアクセス、 https://gazlog.jp/entry/ryzenai9hx370-more-than-applem3max/
- AMD Ryzen AI 9 HX 370 vs Ryzen 9 8945HS: performance comparison – NanoReview, 4月 11, 2025にアクセス、 https://nanoreview.net/en/cpu-compare/amd-ryzen-ai-9-hx-370-vs-amd-ryzen-9-8945hs
- HX 370は重い作業負荷に優れ、AI 9 365は日常的なタスクに十分な性能 | LaptopMedia 日本, 4月 11, 2025にアクセス、 https://laptopmedia.com/jp/comparisons/comparison-amd-ryzen-ai-9-hx-370-vs-amd-ryzen-ai-9-365-hx-370-excels-in-heavy-workloads-ai-9-365-is-good-enough-for-everyday-tasks/
- 【レビュー】「Ryzen AI 300」は省電力でCPU/GPUはデスクトップ並みという優秀さ。NPU搭載のRyzen AI 9 HX 370を性能検証 – PC Watch, 4月 11, 2025にアクセス、 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/1611850.html
- AMD Ryzen 9 AI HX 370のGPUベンチマーク登場。遂にデスクトップ向けGTX 1650を超える, 4月 11, 2025にアクセス、 https://gazlog.jp/entry/amd-ryzen9ai-hx370-early-gpu-benchmark/
- 「Ryzen AI 9 HX 370」ノートPCの実力検証、仕事もAIもゲームもいける高性能&省電力 – Mapion, 4月 11, 2025にアクセス、 https://www.mapion.co.jp/news/column/cobs2806010-1-all/
- 質感の高い筐体でRGB LEDが光って静かなRyzen AI搭載ミニPC、「ACEMAGIC F3A」を試す, 4月 11, 2025にアクセス、 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1670928.html
- GPD WIN Max2 2025の徹底解説!レビューリンクもあり – ものろぐ, 4月 11, 2025にアクセス、 https://monorog.net/gpd-win-max2-2025-review/
- AMD Ryzen AI 9 HX 375発表:驚異の55TOPS NPU搭載でAI性能トップに – ガジェットX, 4月 11, 2025にアクセス、 https://gadgets-x.net/18127
- Ryzen AI 300シリーズにハイ/ミドルクラスが追加。価格を抑えた200シリーズも – PC Watch, 4月 11, 2025にアクセス、 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1651989.html
- 「ROG Zephyrus G16 (2024) GA605」レビュー!AMD Ryzen AI搭載の新モデルはメインPCにも十分な性能だった。 | onesuite, 4月 11, 2025にアクセス、 https://one-suite.jp/product/17750/
- 最新ノート用CPUの省電力性検証!Core Ultra7 256V VS Ryzen AI 9 HX 370!【ゆっくり解説】【Zen5】【Zenbook】【Lunar Lake】 – YouTube, 4月 11, 2025にアクセス、 https://www.youtube.com/watch?v=-b1G9_I2U10&pp=0gcJCdgAo7VqN5tD
- Ryzen AI 9搭載のモバイルノートPCはコスパ抜群?ASUS Vivobook S14購入レビュー【ゆっくり … – YouTube, 4月 11, 2025にアクセス、 https://www.youtube.com/watch?v=R1dnSw-YbK4&pp=0gcJCfcAhR29_xXO
- 【Hothotレビュー】GPDにまず敬礼。Ryzen AI 9 HX 370で佳境を迎えたUMPC「GPD Pocket 4」, 4月 11, 2025にアクセス、 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1643106.html
- 【NPUを体験せよ!】ASUS社AMD Ryzen AI H 370プロセッサー搭載「ASUS Vivobook S16 M5606WA」をレビュー – ファンブログ, 4月 11, 2025にアクセス、 https://fanblogs.jp/boostudio/archive/479/0