Apple M1 ベンチマークまとめ

cpu_apple-silicon CPU・SoC

はじめに

Apple M1チップは、AppleがMac向けに初めて自社設計したArmベースのSystem on a Chip(SoC)であり、長年続いたIntelプロセッサからの移行を示す重要な転換点となりました 1。このアーキテクチャの変更は、性能と電力効率の両面で大きな期待を集めました。

本レポートは、主に日本の技術系レビューサイト、ニュース記事、ブログを情報源とし、Apple M1チップの性能、強み、弱みを深く調査・分析することを目的としています。分析範囲は、GeekbenchやCinebenchなどの合成ベンチマークスコア、Intel/AMD製CPUや他のApple Siliconチップとの比較、動画編集や写真編集、プログラミング、ゲーム、日常的なオフィスワークといった実世界でのアプリケーションパフォーマンス、そしてバッテリー持続時間、発熱、Rosetta 2によるソフトウェア互換性といったユーザーエクスペリエンス側面を網羅します。

1. Apple M1: コアベンチマーク性能

M1チップの基本的な処理能力を評価するため、主要なベンチマークテストの結果を分析します。

1.1. CPUベンチマーク (Geekbench, Cinebench)

M1チップ搭載Mac(MacBook Air、MacBook Pro、Mac mini)のCPU性能は、発売当初から注目を集めました。Geekbench 5のスコアを見ると、シングルコア性能は約1700点以上に達し、これは当時のハイエンドIntel Macに搭載されていたCore i7-10700K(iMac Mid 2020、スコア約1248点)やCore i9-9880H(MacBook Pro 16インチ 2019、スコア約1140点)を大幅に上回る結果でした 3。この卓越したシングルコア性能は、アプリケーションの起動やウェブブラウジング、UI操作など、日常的なタスクの応答性に直接的な影響を与えます。多くのスレッドを完全には活用しないこれらの一般的な操作において、個々のコアの効率とパワーがユーザー体験を根本的に向上させ、多くのIntel Macと比較して「キビキビ動く」という体感につながったと考えられます。これは、単なるマルチコア性能の向上だけでは説明できないM1の重要な特徴です。

マルチコア性能に関しても、Geekbench 5スコアは約7500点から7700点台を記録し、多くの前世代Intel搭載MacBookを凌駕しました 3。ただし、コア数の多いデスクトップ向けIntelチップ(例: Core i9-9900K搭載iMac Early 2019、スコア約8273点)にはわずかに及ばないケースも見られました 4

ネイティブ環境で動作するCinebench R23では、シングルコアスコアが約1500点、マルチコアスコアが7700点以上と、こちらも高い性能を示しました 3。特にシングルコア性能は世界トップクラスと評価されています 6

一方で、Intel (x86_64) アプリケーションをM1 (Arm64) 上で動作させるための変換レイヤーであるRosetta 2を使用した場合、性能にはオーバーヘッドが生じます。例えば、古いバージョンのCinebench R20をRosetta 2経由で実行した場合のマルチコアスコアは約2092点であり、ネイティブのCinebench R23マルチコアスコア(約7744点)と比較すると、その差は歴然です 3。これは、M1チップのCPUポテンシャルを最大限に引き出すためには、ネイティブ対応ソフトウェアがいかに重要であるかを示しています。

表1: M1 CPUベンチマークスコア概要

ベンチマークM1スコア範囲 (MacBook Pro/Mini)比較Intelスコア (Core i9-9880H)出典例
Geekbench 5 Single-Core1700+~11403
Geekbench 5 Multi-Core7500 – 7700+~69213
Cinebench R23 Single-Core~1500~11773
Cinebench R23 Multi-Core7700+~87803

注: スコアはテスト環境やOSバージョンにより変動する可能性があります。比較スコアは参考値です。

1.2. GPUベンチマーク (Geekbench Compute, GFXBenchなど)

M1チップは、CPUだけでなく統合GPUの性能も大幅に向上させました。Apple独自のグラフィックスAPIであるMetalを使用したGeekbench 5 Computeのスコアは、約19,000点から20,000点台に達しました 3。これは、前世代のIntel統合グラフィックス(例: Core i5-1030NG7搭載MacBook Air 2020のMetalスコア約9430点)と比較して約2倍以上の性能向上を意味します 3。旧MacBook Air/Proの統合GPUと比較しても、2.1倍から2.8倍高速化されたと報告されています 7

ただし、この性能はあくまで統合GPUとしての評価であり、当時のハイエンドIntel Macに搭載されていた専用GPU(dGPU)には及びませんでした。例えば、Radeon Pro 5600M(MacBook Pro 16インチ)のMetalスコアは約39,699点 4、Core i9-9880H搭載機のdGPU Metalスコアは約26,094点 3 であり、M1のスコアを上回っています。一部のレビューでは、M1 GPUの性能はNVIDIA GeForce GTX 1050 Ti 4 や、GeForce GTX 980 Ti、AMD Radeon RX 550 8 に近いレベルにあると評価されました。

GFXBench 5.0のような他のベンチマークテストでも、M1 GPUの優位性が示されています。Intelの第11世代Coreプロセッサ(Tiger Lake)の統合グラフィックスに対して平均で約39%高速、AMDのRyzen 4000シリーズモバイルプロセッサの統合グラフィックスに対しては平均で約183%も高速という結果が得られました 9

M1 GPUの性能向上、特にAppleのMetal APIを活用した場合の性能は、統合グラフィックスとしては画期的なものでした。これにより、従来は性能不足を感じやすかった軽度のクリエイティブ作業(写真編集、簡単な動画編集)やカジュアルゲームが、エントリーレベルのMacでも以前よりはるかに快適に実行可能になりました。しかし、dGPUとの性能差は依然として存在するため、本格的なプロフェッショナルワークフロー(高解像度ビデオ編集、複雑な3Dレンダリング)や最新のAAAタイトルゲームを最高設定でプレイするには、より強力なハードウェア(M1 Pro/Max搭載機やdGPU搭載Intel Macなど)が必要であることも示唆されました。M1 GPUは主流ユーザーにとって魅力的な性能を提供しましたが、明確な性能上限も存在していました。

1.3. 構成による影響 (GPUコア数, 冷却)

AppleはM1チップ搭載機において、モデル間で微妙な性能差を生む構成を採用しました。最も顕著なのはGPUコア数と冷却機構の違いです。

ベースモデルのMacBook Airには7コアGPUが搭載されている一方、上位モデルのMacBook Air、MacBook Pro、Mac miniには8コアGPUが搭載されています 7。このGPUコア数の違いは性能に直接反映され、7コアGPUモデルのグラフィックス性能は、8コアGPUモデルの約85%から87.5%程度にとどまります 7。これはコア数の比率(7/8 = 0.875)とほぼ一致しており、コスト削減やチップの歩留まり向上のための戦略(いわゆる「ビンニング」)であったと考えられます 10

さらに重要な違いは冷却機構です。MacBook Airはファンレス設計で、本体筐体からの自然放熱(パッシブクーリング)に依存しています。対照的に、MacBook ProとMac miniは冷却ファンを備えたアクティブクーリングシステムを採用しています 7

この冷却能力の違いは、特に高負荷が持続する状況下でのパフォーマンスに影響を与えます。例えば、Cinebenchのマルチコアテストを長時間実行すると、MacBook Airは発熱を抑えるためにCPUクロックを低下させるサーマルスロットリングが発生しやすくなります。その結果、アクティブ冷却によってピーク性能をより長く維持できるMacBook ProやMac miniと比較して、持続的な負荷の下ではスコアが低くなる傾向があります 7。典型的な性能序列は、持続負荷時において Air < Pro ≦ Mini となります 7

これらの構成の違いは、M1という同じ名称のチップを搭載していても、特に持続的な負荷やグラフィックス性能が重要となるタスクにおいて、実用上の性能差を生み出すことを意味します。動画の長時間書き出しや大規模なコードのコンパイルなど、一貫したピーク性能を必要とするユーザーは、MacBook ProやMac miniのアクティブ冷却から明確な恩恵を受けるでしょう。一方で、ウェブブラウジングや文書作成など、負荷が断続的な(バースト的な)ユーザーにとっては、AirとProの差は体感しにくいかもしれません。GPUコア数の違いは、グラフィックスを多用するアプリケーションのパフォーマンスに影響します。このように、AppleはGPUコア数と冷却機構という要素を通じて、M1ラインナップ内で意図的な製品セグメンテーションを行い、異なるユーザープロファイルやワークロードへの適合性を調整していました。

2. 比較性能ランドスケープ

M1チップの性能をより広い文脈で理解するために、同時代の競合製品や後継のApple Siliconチップとの比較を行います。

2.1. M1 vs. IntelおよびAMDの同時代製品

M1チップは、発売当時のIntelやAMDのモバイル向けCPUと比較して、多くのベンチマークで優れた性能を示しました。Cinebench R23マルチスレッド性能では、Intelの第11世代Core i7-1185G7(Tiger Lake)に対して約31%高速、AMDの第3世代Ryzen 7 4700Uに対しても約15%高速という結果が報告されています 9。GPU性能(GFXBench 5.0)においてはさらに差が顕著で、Core i7-1185G7に対して平均約39%、Ryzen 7 4700Uに対しては平均約183%も高速でした 9

ただし、すべてのテストでM1が圧勝したわけではありません。Cinebench R23のシングルスレッド性能では、M1とTiger LakeのCore i7-1185G7はほぼ互角という結果でした 9。また、特定のユーザーテスト環境下では、Ryzen 5がマルチコアでM1に肉薄したり、僅差で敗北したりするケースも報告されています 12

重要なのは、これらの性能向上が、多くの場合、競合製品よりも大幅に低い消費電力で達成された点です 13。Appleは、M1チップが当時のPCラップトップチップと比較して最大3倍のワットパフォーマンス(消費電力あたりの性能)を持つと主張しました 14。後継のハイエンドチップであるM1 Maxについても、競合他社の同等性能を最大40%少ない電力、あるいは100W少ない電力で達成できるとアピールしており 13、M1ファミリーの基礎となるアーキテクチャの高い効率性を示唆しています。

M1は単に同時代のIntel/AMDモバイルチップに匹敵しただけでなく、特に性能対電力比(ワットパフォーマンス)と統合グラフィックス性能において、しばしばそれらを凌駕しました。この事実は、ラップトップ市場における既存のx86アーキテクチャの優位性に挑戦し、競合他社に対応を迫るものでした。Appleのハードウェアとソフトウェアの統合アプローチ、そしてArmアーキテクチャへの移行の利点を明確に示し、技術的な転換点を引き起こしたと言えます。この性能と効率性の両立は、当時のラップトップ市場では前例がなく、ハイエンドx86ウルトラブックの価値提案に直接的な影響を与えました。

2.2. Apple Siliconファミリー内でのM1 (vs. M1 Pro/Max, M2, M3)

M1は、Apple Siliconラインナップの基礎となるチップです。その後の展開として、Appleは性能と機能を拡張した複数のチップをリリースしました。

  • M1 vs. M1 Pro/Max: M1 ProおよびM1 Maxは、プロフェッショナルユーザーをターゲットとし、M1と比較して大幅に多くのCPUコア(特に高性能コア)とGPUコアを搭載しています。これにより、マルチコアCPU性能とグラフィックス性能が飛躍的に向上しました 15。M1 Pro/MaxのGPU性能は、すでにM1を上回っていたRadeon Pro 5600Mと比較しても1.7倍から4.5倍に達すると報告されています 15
  • M1 vs. M2: M2はM1からの順当な世代進化版です。Geekbench 5の比較では、M2はM1に対してシングルコアで約17%、マルチコアで約27%高速化しました 16。GPU性能(Metal)の向上はより大きく、M2はM1より約35%高速でした 16。iMovieでの動画書き出しのような実世界のタスクでは、M2に搭載されたMedia Engineの効果により、M1よりも大幅に高速化されましたが、依然としてM1 Proには及びませんでした 16。ただし、特定の処理においてはM1とM2の差がほとんどない、あるいはM1が有利な場合もあるとの指摘もあります 17。M2はM1よりもわずかに高いクロック周波数で動作します 18
  • M1 vs. M3: M3はさらなる世代進化を示しました。AppleはM3のGPU性能がM1より最大65%高速であると発表しており 19、シングルコアCPU性能はM1の約1.27倍に向上したと推測されています 20。M3搭載MacBook Airは、一部のベンチマークでM1 Proの性能を上回ることもありました 21

表3: M1 vs. 後継チップ (M1 Pro, M2) – 主要性能差 (%)

比較チップCPU Single (%)CPU Multi (%)GPU Metal (%)iMovie書き出し高速化 (vs M1)出典例
M1 Pro(M2より遅い)M2より約+28%M2より約+23%M1の約3.8倍高速16
M2M1より約+17%M1より約+27%M1より約+35%M1の約2倍以上高速16

注: パーセンテージはおおよその値であり、テスト内容によって変動します。M1 ProのCPU SingleはM2より遅いですが、M1よりは高速です。

AppleはApple Siliconで明確な階層戦略を確立しました。ベースとなるMシリーズチップ(M1, M2, M3など)は、主流の性能と効率性に焦点を当てています。一方、Pro、Max、Ultraといったバリエーションは、より多くのコアや専用機能を追加することで、プロフェッショナルなワークロード向けに性能を大幅にスケールアップさせています。M1からM2、M3への世代間の性能向上は着実に見られますが、Intelからの移行時に見られたM1の飛躍的な向上ほど劇的ではないかもしれません。これは、技術的な収穫逓減、あるいはNeural EngineやMedia Engineといった特定領域への注力を示唆している可能性があります。M1とM2の性能差が一部のタスクで限定的であったことは 17、M1が後継チップ登場後も長期間にわたり十分な能力を持つチップであり続けたことを示しています。

3. 実世界シナリオにおけるM1の性能

ベンチマークスコアはチップの潜在能力を示しますが、実際の使用感はアプリケーションの最適化や具体的なタスクによって異なります。ここでは、様々な実世界のユースケースにおけるM1のパフォーマンスを評価します。

3.1. 動画編集ワークフロー

  • Final Cut Pro (FCP): M1向けに高度に最適化されており、非常に高速かつ応答性が高いと評価されています。「キビキビ」とした動作で、起動、レンダリング/書き出し、タイムライン操作が速く、バックグラウンド処理も効率的です 22。8K ProRes 422HQのような高負荷な素材にタイトルを重ねた状態でも、バッテリー駆動時でさえコマ落ちなく再生できる能力が報告されています 23。その速度向上から、Premiere ProからFCPに乗り換えたユーザーもいました 24
  • Premiere Pro: 当初はRosetta 2経由での動作でした。編集操作自体は応答性が良い(時にはIntel Macより良い)と感じられる一方で 23、再生開始時にIntel Macでは見られなかった15~20フレーム程度の遅延(ラグ)を感じるとの報告もありました 23。Rosetta 2経由での書き出し時間は驚くほど健闘しており、複雑な4KプロジェクトなどではIntel Macよりも高速な場合がありましたが、XDCAM HDのような単純なコーデックでは遅くなることもありました 23。その後リリースされたM1ネイティブ対応版では、さらなる性能向上が見られました。
  • DaVinci Resolve: こちらもM1上で優れたパフォーマンスを示し、全体的に「快速」と評価されています 23。iPhone 12 miniで撮影された10bit HEVC HLGのような扱いにくい素材もスムーズに再生し、複数のエフェクトを適用してもコマ落ちしない能力が確認されました。これは、同等のIntel Macでは編集なしでもコマ落ちが発生した状況とは対照的です 23。Blackmagic RAW (.braw) ファイルの再生も、Intel Macでは不可能だったコマ落ちなし再生がM1では可能でした 23。レンダリングベンチマークでも、多くの場合Intel Macを上回る性能を発揮しました 23
  • 全般: M1搭載Macは、ベースモデルのMacBook Airであっても、多くのユーザーにとって4K動画編集を快適に行える能力を持っています 25。より複雑なタイムライン、高解像度素材、高速な書き出しを求める場合は、M1 Pro/Max搭載機が有利です 16。M2チップに搭載されたMedia Engineは、特にProRes形式のワークフローにおいて、M1と比較して顕著な高速化をもたらします 16

M1チップは、特にFinal Cut ProやDaVinci Resolveのような最適化されたソフトウェアと組み合わせることで、エントリーレベルのMacBookの動画編集能力を一変させました。統合されたユニファイドメモリアーキテクチャと強力なメディア処理能力(M2以降の専用Media Engineがなくとも)により、以前ははるかに高価なハードウェアが必要だったスムーズな4K(あるいはそれ以上)の編集ワークフローへのアクセスを、より多くのユーザーに提供しました。8K ProRes 23 や.braw 23 をベースM1チップで扱える能力は、従来のIntel統合グラフィックス搭載Macと比較して驚異的でした。Rosetta 2上のPremiere Proでさえ予想外の速度を示したこと 23 は、M1アーキテクチャがメディア処理において根本的な利点を提供したことを示唆しており、ファンレスのAirでさえ、以前はそのようなハードウェアでは考えられなかったタスクを実行可能にしました。

3.2. 写真編集とコンテンツ作成

  • Lightroom: Apple Siliconネイティブ版は「サクサク」とスムーズに動作すると評価されています 27。RAW現像や各種調整が流れるように行えます。書き出し速度も、古いIntel Macと比較して大幅に高速化されています。例えば、あるテストでは、M1搭載MacBook Pro 13インチでの書き出し時間が13秒36だったのに対し、Core i7搭載のMacBook Pro 15インチ (late 2016) では25秒16かかりました 27
  • Photoshop: ネイティブ版はこちらも良好なパフォーマンスを発揮します 25。一般的な写真編集タスクを効率的に処理できます。
  • 全般: M1搭載Macは、LightroomやPhotoshopといった標準的なソフトウェアを用いた写真編集ワークフローに十分な性能を提供します 27。その性能はプロフェッショナルな使用にも耐えうるレベルであり、従来のIntelモデルに対する主な利点は速度と効率性です 27。大量のファイルや重い処理を扱う場合は16GBのRAMが推奨されますが、多くの場合8GBでも十分とされています 28

M1は、主流の写真編集作業に対して、スムーズで応答性が高く、効率的なプラットフォームを提供しました。特に書き出しや複雑なフィルター適用といった要求の高いタスクにおいて、旧世代のIntelベースMacBook(統合グラフィックス搭載機)で感じられた性能のボトルネックを大幅に解消しました。RAWのような大きなデータファイルを扱い、計算負荷の高い調整を適用する写真編集において、M1の高速なCPU、有能なGPU、そしてユニファイドメモリが処理速度とデータアクセスを向上させ、もたつきや遅延が発生しがちだった古いシステムと比較して、よりダイレクトで快適な作業体験を実現したと考えられます。

3.3. ソフトウェア開発とプログラミング

  • Xcode: M1搭載Macは、従来のIntel Macと比較してXcodeのビルド時間を大幅に短縮します 30。ある報告では、KotlinやTypeScriptを用いた実プロダクト開発において、Intel Core i7と比較してビルド速度がほぼ2倍になったとされています 30。Xcodeは快適に動作し、特に16GBのRAMを搭載していれば、Slack、Chrome、VSCodeといった他の開発ツールと同時に使用してもスムーズです 31。8GBでも使用可能ですが、より快適なマルチタスクと潜在的に高速なビルドのためには16GBが推奨されます。ただし、ビルド時間における8GBと16GBの差は、それほど大きくない可能性も指摘されています 32。全体として、M1はXcodeでの開発を「かなり快適」にします 33
  • 互換性: 多くの開発ツールは、ネイティブまたはRosetta 2経由で問題なく動作します 32。特定のツールや仮想化(例: x86 Dockerイメージの実行には工夫が必要だった 34)に関しては初期の課題がありましたが、エコシステムは迅速に対応しました。
  • 開発者にとっての価値: Appleプラットフォーム(iOS/macOS)開発者にとって、M1チップはXcodeのビルド時間短縮により、生産性を大幅に向上させました。コードのコンパイルは、強力なシングルコアおよびマルチコア性能、そして高速なメモリアクセスから恩恵を受けるCPU集約的なタスクであり、これらはすべてM1が従来のIntel Macに対して優位性を持っていた領域です。ビルド時間の短縮は、待ち時間の削減、より頻繁なテスト、そして最終的にはより効率的な開発サイクルに直結します。この具体的かつ明確な利点により、M1はAppleエコシステム内の開発者にとって非常に魅力的なアップグレードとなりました。

3.4. ゲームの能力と限界

  • ネイティブ/iOSゲーム: M1のモバイルアーキテクチャの系譜を活かし、Macで利用可能になったiPhone/iPad向けゲームは良好に動作します 26
  • Macネイティブゲーム: パフォーマンスは最適化の度合いに大きく依存します。一部のMacネイティブタイトルは適切に動作します。
  • Windowsゲーム: Windowsゲームの実行は困難が伴います。Parallels DesktopはARM版Windowsを実行できますが、ARM版Windows上でのx86/x64ゲームの互換性は限定的です 36。CrossOver 37 のような変換レイヤーや、SteamをRosetta 2経由で使用することで一部のWindowsゲームを実行できる場合もありますが、パフォーマンスや互換性はゲームによって大きく異なり、最適とは言えないことが多いです 38。要求の厳しいAAAタイトルのPCゲームには適していません。
  • ベンチマーク: Shadow of the Tomb Raiderは、Rosetta 2経由でデフォルト設定時に平均34fps、最高設定時に平均28fpsで動作しました。これは統合グラフィックスとしては注目すべき結果ですが、ハイエンドゲーミングのパフォーマンスではありません 39
  • ゲーミングマシンとしての評価: M1のGPUは統合グラフィックスとしては強力でしたが、Macのゲームエコシステムの規模や、変換/仮想化レイヤー経由でWindowsゲームを実行する際の課題から、最新のAAAタイトルで幅広い互換性と高性能を求める熱心なゲーマーにとって、M1搭載Macは主要なゲーミングマシンとは位置づけられませんでした。一部のゲームは動作するものの 38、Rosetta 2、CrossOver、Parallels ARM Windowsといった互換性レイヤーへの依存は、オーバーヘッドや潜在的な問題を引き起こします 36。ネイティブMacゲームのライブラリはWindowsよりも小さいです。iOSゲームはうまく動作しますが 26、これらは通常、要求性能が低めです。したがって、GPUパワーが向上したにもかかわらず、ソフトウェアと互換性の状況が、本格的なゲーム体験における主要な障壁であり続けました。

3.5. 一般的な生産性と日常使用

  • アプリケーションの起動が速く、システム全体の応答性が高く感じられます。特にSafariを使用したウェブブラウジングは非常に高速です 4
  • 文書作成、表計算、プレゼンテーション作成、ウェブ会議といった典型的なオフィスワークロードを軽々とこなします。
  • マルチタスクは、特に16GBのRAMを搭載している場合、一般的にスムーズです 31
  • Rosetta 2環境下のChromeは、当初「爆速」と評されたネイティブのSafariと比較して「イマイチ」な動作感と報告されたことがあり 4、変換されたブラウザとネイティブブラウザの間のパフォーマンス差を示しています。
  • 日常使用感の本質: M1チップは、その強力なシングルコア性能とmacOS Big Surでの最適化により、日常的なコンピューティングタスクにおいて一貫してスムーズで応答性の高い体験を提供しました。これにより、ベースモデルのMacBook Airでさえ、一般的な使用においては多くの旧Intel Macよりも著しく高速に感じられました。アプリ起動やブラウジングのような基本的な操作の速度 4 は、シングルコア速度とシステムの応答性に大きく依存します。Safari(ネイティブ)と初期のRosetta 2 Chrome 4 の対照的な評価は、ネイティブ最適化の影響を明確に示しています。レビュー全体から受ける印象は、要求の厳しくない大多数のタスクにおいて、M1が余裕のあるパフォーマンスを提供したということです。

4. M1との生活: ユーザーエクスペリエンスの洞察

M1チップは、性能だけでなく、日々の使用感においても大きな変化をもたらしました。

4.1. バッテリー持続時間と電力効率

M1搭載Macのバッテリー持続時間は、ほぼ例外なく最大の強みとして挙げられています。Intelプロセッサを搭載した前世代モデルと比較して、バッテリー駆動時間が大幅に向上しました 3

Appleが公表したバッテリー駆動時間に匹敵する、あるいはそれを超える実使用時間を報告する声が多く聞かれます。典型的な作業であれば、充電器なしで丸一日使い続けられるというユーザー体験が一般的です 42。あるテストでは、最長で18時間近くバッテリーが持続したと報告されています 43

長期使用におけるバッテリーの健全性も良好で、あるユーザーは3年間使用した後でもバッテリー容量が90%以上を維持していると報告しています 42

この驚異的な電力効率は、M1チップのArmベースアーキテクチャと、高性能コアと高効率コアを組み合わせた設計(big.LITTLEに類似)に起因すると考えられます 42

ただし、外部デバイスを接続したり、要求の高いアプリケーションを実行したりすると、バッテリー消費は顕著に増加します 39

M1の革新的な電力効率は、ラップトップのバッテリー寿命に対するユーザーの期待を根本的に変えました。多くのユーザーにとって真の「一日中使える」性能を提供し、「バッテリー残量への不安」を軽減しました。この実用的な利点は、充電器への依存を減らし、モビリティを高め、M1 Macを競合製品から際立たせる最も特徴的で称賛される特性の一つとなりました。

4.2. 熱性能と静音性

M1チップの優れた電力効率は、熱管理と動作音にも好影響を与えました。

  • MacBook Air (ファンレス): ファンがないため、完全に無音で動作します 42。高負荷が持続すると本体底面が温かくなり、熱を管理するために性能が抑制される(スロットリング)可能性があります 7。冷却は自然放熱のみに依存します 42
  • MacBook Pro / Mac mini (ファン搭載): Intel搭載の前世代機と比較して、著しく低温かつ静かに動作します 23。通常の使用ではファンが回転することは稀で、ベンチマークテストや動画レンダリングのような重い負荷がかかった状態でも、ファンの音はほとんど聞こえないか、非常に小さいと報告されています 7。この発熱と騒音の低減は、ユーザー体験を大幅に向上させます 23

M1の熱効率は、完全な無音動作(Air)または負荷時でも大幅に静かで低温な動作(Pro/Mini)を可能にし、これは従来のIntel Macとは対照的です 40。この熱効率は、特定の性能レベルに対してより低い電力消費で済むM1の設計の直接的な結果です。発熱と騒音の低減は、特に集中を要する作業中において、ユーザーにとって大きな快適性の向上をもたらしました。

4.3. Rosetta 2体験: 互換性と速度

Intel (x86_64) アプリケーションをM1 (Arm64) 上で実行するための変換レイヤーであるRosetta 2は、そのシームレスさとパフォーマンスで概ね高く評価されています 25。通常、Intelアプリを初めて起動する際に自動的にインストールされます 47

多くのIntelアプリがRosetta 2経由で驚くほど良好に動作し、置き換え対象となったIntel Macと同等か、それ以上の速度を感じさせることさえありました 34。例えば、Premiere ProがRosetta 2経由でありながら、一部のエンコードタスクでIntel Macを上回った例も報告されています 25

しかし、パフォーマンスが常に完璧というわけではありません。一部のアプリはわずかに遅く感じられたり、軽微な不具合を示したりする可能性がありました 4。互換性は100%ではありませんでしたが、広く使われている主要なアプリケーションは概ね問題なく動作しました 25。x86環境を前提とする仮想化ソフトウェアなど、特定の種類のソフトウェアは課題に直面しました 34

最高のパフォーマンスと効率性を得るには、常にネイティブのApple Siliconアプリが最適です 4。アプリケーションがネイティブで動作しているか、Rosetta 2経由で動作しているかは、「情報を見る」パネルで確認できます 47

Intel固有の機能に依存する一部の周辺機器やシステム機能拡張(例: Google日本語入力)は、当初、アップデートや回避策が必要な場合がありました 49

Rosetta 2は、M1への移行における重要な成功要因でした。新しいアーキテクチャ(Arm)への移行は、互換性がなければ大きな混乱を招く可能性がありましたが、Rosetta 2の有効性 25 がこのリスクを軽減しました。ネイティブアプリが理想的であるとはいえ 4、Rosetta 2はユーザーが既存のIntelソフトウェアのほとんどを、許容範囲内、あるいは良好なパフォーマンスで即座に使い続けられるようにしました。このスムーズな移行プロセスが、M1の急速な普及と成功の鍵となりました。報告されたいくつかの問題 4 は、ほとんどのユーザーにとって管理可能な範囲でした。

5. 総合評価: M1の強み、弱み、およびターゲットユーザー

M1チップの性能と特性を総合的に評価します。

5.1. 確認された主な利点

  • 性能の飛躍: 従来のIntel Macと比較して、特にシングルコア速度において大幅なCPU性能向上 3
  • 電力効率: 革新的なバッテリー持続時間。多くのユーザーにとって真の終日使用が可能 42。クラス最高のワットパフォーマンス 14
  • 熱管理: Intel搭載の前世代機よりも低温かつ静かに動作(Airは無音) 39
  • 統合グラフィックス: 従来のIntel iGPUを大幅に上回る強力な統合GPU性能 7
  • Rosetta 2: Intelからの移行を円滑にする優れた互換性レイヤー 25
  • 最適化されたソフトウェア: ネイティブアプリ(特にApple製FCPなど)は卓越したパフォーマンスを発揮 22
  • 瞬時の起動: iOSデバイスのようにスリープから即座に復帰。

5.2. 指摘された制限事項と考慮点

  • RAM上限: ベースM1チップは8GBまたは16GBのユニファイドメモリに限定され、後からの増設は不可 10。(Pro/Max/Ultraではより大容量が利用可能)。
  • ポート数: M1搭載MacBook AirおよびProモデルは、通常2つのThunderbolt/USB 4ポートに限定 11。M1 Mac miniはポート数が多かったものの、後のモデルと比較してUSB-Aが省略された 51
  • 外部ディスプレイサポート: ベースM1チップは公式には直接接続で1台の外部ディスプレイのみサポート(ラップトップの内蔵ディスプレイに加えて)。M1 Mac miniは2台サポート。(回避策は存在するが制限あり) 10
  • GPU vs. 専用GPU: 統合GPUとしては強力だが、要求の厳しいプロフェッショナルなグラフィックス作業やAAAゲーミングに必要なハイエンド専用GPUには及ばない 3
  • Rosetta 2のオーバーヘッド: 良好ではあるが、変換されたアプリはネイティブアプリほど高速でも効率的でもない 4。一部のニッチなソフトウェアやハードウェアドライバには互換性の問題が発生する可能性 34
  • ARMアーキテクチャ: x86アーキテクチャを前提とするソフトウェア、特に特定の開発ツール、x86 OSを実行する仮想マシン、古いプラグインなどとの互換性の問題が発生する可能性 34

5.3. 各種タスクへの適合性プロファイル

  • 一般用途 / オフィス / 学生: 優れた選択肢。高速、効率的、長寿命バッテリー、静音(Air)。M1 MacBook Airがしばしば理想的 25
  • ウェブブラウジング / コンテンツ消費: 非常に快適。特にSafari使用時 4
  • 写真編集: 愛好家や多くのプロフェッショナル(Lightroom, Photoshop)にとって非常に有能 27。ヘビーユーザーには16GB RAM推奨。
  • 動画編集: 驚くほど有能。特にFCPやResolve使用時 23。4Kを良好に処理。持続的なレンダリングには冷却性能からAirよりM1 Proモデルが望ましい 7。最高のパフォーマンスを求めるプロはM1 Pro/Max以降のチップを検討。
  • ソフトウェア開発 (Appleプラットフォーム): Xcodeのパフォーマンス向上により強く推奨 30。16GB RAMを強く推奨 31
  • ソフトウェア開発 (クロスプラットフォーム/Web/バックエンド): 一般的に良好だが、特定のツールや仮想化(Docker x86)に関する潜在的な互換性のハードルを考慮する必要あり 30
  • カジュアルゲーム / iOSゲーム: 利用可能なタイトルに対して良好なパフォーマンス 26
  • 要求の厳しいAAA PCゲーミング: ネイティブライブラリの制限とWindows互換性レイヤーの課題のため不向き 36
  • ハイエンド3D/グラフィックス/シミュレーション: 専用ワークステーションと比較してGPU性能に限界あり。本格的な作業にはM1 Pro/Max以降が必要 3

6. 結論

Apple M1チップは、高いパフォーマンス(特にシングルコア)、卓越した電力効率、そして強力な統合グラフィックスを組み合わせた画期的な製品でした。その登場は、ラップトップ市場に大きな影響を与えました。

主な強みとして、革命的なバッテリー持続時間、日常的なタスクにおける速度、低温かつ静かな(MacBook Airでは無音の)動作、そしてIntelからの移行を円滑にしたRosetta 2の有効性が挙げられます。

一方で、ベースM1チップにおける16GBというRAMの上限、限定的な外部ディスプレイサポート、そしてハイエンド専用カードと比較した場合のGPU性能といった制限も存在しました。

結論として、Apple M1はラップトップ市場を根本的に再構築し、MacBook Air、MacBook Pro、Mac miniといった様々なモデルを通じて、一般消費者から開発者、コンテンツクリエーターまで幅広いユーザー層に魅力的な価値と性能を提供しました。そして、その後のApple Siliconの進化の礎を築いた、記念碑的なチップであったと言えます。

引用文献

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