Corsair MP700 PRO 1TB (CSSD-F1000GBMP700PNH) SSD ベンチマークまとめ

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1. エグゼクティブサマリーと仕様

  • 概要: Corsair MP700 PRO 1TBは、最先端のストレージ速度を求めるエンスージアストやプロフェッショナルをターゲットとした高性能PCIe 5.0 NVMe SSDとして位置づけられます。Corsairのラインナップ内では、オリジナルのMP700、より高速なSEバリアント、効率重視のEliteとは異なる製品です 1。特に、本レポートで対象とするPNHモデル(CSSD-F1000GBMP700PNH)はヒートシンク非搭載であり、最適なパフォーマンス維持のためにはユーザーによる冷却ソリューションの導入が不可欠である点が重要です 6。主な性能特性としては、非常に高いシーケンシャル速度、強力なランダムIOPS、そしてそれに伴う顕著な発熱と電力消費が挙げられます。
  • 技術仕様表:
  • 以下の表は、Corsair MP700 PRO 1TBモデルの主要な技術仕様をまとめたものです。この仕様を把握することは、後述するベンチマーク結果を理解する上での基礎となります。業界標準のハイエンドコンポーネント(Phison E26コントローラー、Micron 232層TLC NAND)を採用しており、これは第一世代および第二世代の初期のGen 5ドライブに共通する特徴です。複数の情報源からデータを収集し、特に1TBモデル固有の詳細(2TBモデルより低いIOPS/書き込み速度、2GB DRAM、700TBW耐久性)を正確に反映させることで、信頼性の高い仕様一覧を作成しました。この表は、ドライブのハードウェア構成と、それがどのようにパフォーマンスに結びつくかを考察する上でのクイックリファレンスとして機能します。
  • 表1: Corsair MP700 PRO 1TB (CSSD-F1000GBMP700PNH) 技術仕様
特徴仕様出典
モデル番号CSSD-F1000GBMP700PNH9
容量1TB (1000 GB; フォーマット等で使用可能容量は減少)3
フォームファクタM.2 2280 (両面実装)1
インターフェースPCIe 5.0 x41
プロトコルNVMe 2.04
コントローラーPhison PS5026-E263
NANDフラッシュMicron 232層 3D TLC (B58R)3
NANDインターフェース速度2000 MT/s3
DRAMキャッシュ2GB LPDDR412
シーケンシャルリード (最大)最大 11,700 MB/s10
シーケンシャルライト (最大)最大 9,600 MB/s10
ランダムリード IOPS (最大)最大 1,400K IOPS10
ランダムライト IOPS (最大)最大 1,500K IOPS10
耐久性 (TBW)700 TBW4
MTBF (平均故障間隔)160万時間12
保証期間5年間1
消費電力 (アクティブ 平均/最大)約 10W – 11.5W6
暗号化AES 256ビット1
冷却 (PNHモデル)非搭載; ユーザーによる冷却が必須6
動作温度0°C ~ +70°C10
主な機能Microsoft DirectStorage サポート, Corsair SSD Toolbox2

2. パフォーマンスベンチマーク詳細分析

  • 方法論に関する注記: このセクションでは、様々なレビューサイトで報告されたベンチマーク結果を統合しています。可能な限りMP700 PRO 1TBモデルの結果を優先しますが、多くのレビューが2TB/4TBモデルに焦点を当てているため、データが入手できない場合は、より大容量モデルやMP700 Proシリーズ全般の調査結果を、注意点を付記した上で文脈として使用します。レビューごとにテストシステムの構成(CPU、マザーボードなど)が異なるため 12、結果に影響を与える可能性があります。本レポートでは、観察された一般的なパフォーマンスプロファイルに焦点を当てます。
  • 2.1. シーケンシャルスループット (リード/ライト)
  • 分析: MP700 PROシリーズは、PCIe 5.0インターフェースと高速NANDを活用し、高いシーケンシャルスループットを実現するように設計されています 3。1TBモデルは、2TBモデル(12,400/11,800 MB/s)と比較して、公称スペックが若干低く(11,700/9,600 MB/s)設定されています 10。Proシリーズのレビュー(多くは2TBモデル)では、CrystalDiskMark (CDM)のようなベンチマークでこれらの公称値に近い速度が確認されています 12。PCMagのテストでは、MP700 Pro(おそらく2TB)が公称速度にほぼ匹敵し、リード速度は公称値より1%低く、ライト速度はわずかに上回ったと報告されています 14。StorageReviewは、2TB ProモデルのCDMでリード12.4GB/s、ライト11.8GB/sを測定しました 18。BlackMagic Disk Speed Testの結果はCDMより低い場合がありますが、それでも顕著なスループットを示しています(例:2TB Proでリード約7.4GB/s、ライト約9.6GB/s 18、4TB Pro SEでリード約8.5GB/s、ライト約9.8GB/s 19)。ATTOベンチマークも高帯域幅を確認しており、MP700 Pro(2TB)がCrucial T700のような競合製品を書き込み帯域幅で上回る可能性を示唆しています 13
  • 出典:.3
  • 容量スケーリングに関する考察: 1TBモデルの公称速度が2TB/4TBモデルよりも低い 10 のは、コントローラーが並列アクセスできるNANDダイ/パッケージの数が少ないことの直接的な結果です。Phison E26のようなNVMeコントローラーは、複数のNANDチャネルとダイにわたる操作を並列化することでピーク性能を達成します。低容量ドライブは本質的に利用可能なダイが少ないため、1TBモデルはコントローラー/インターフェースの完全な並列性を活用できず、結果として大容量バージョンと比較してピークシーケンシャル速度がわずかに低下します 1。これはSSDに共通してみられる特性です。依然として非常に高速ですが、MP700 Proプラットフォームが提供する絶対的な最大シーケンシャルスループットを求めるユーザーは、より大容量のモデルを選択する必要があります。
  • 2.2. ランダムアクセス性能 (IOPS)
  • 分析: ランダムIOPSは、OSの応答性、アプリケーションの読み込み、小規模ファイルの操作にとって極めて重要です。MP700 PRO 1TBは、リード140万IOPS、ライト150万IOPSと評価されています 10。これらの数値は、コンシューマ向けSSDのトップティアに位置し、PCIe 4.0ドライブを大幅に上回ります 7。レビューでは強力なランダム性能が確認されていますが、ピークIOPSの数値は通常、一般的なデスクトップ用途を反映しない可能性のある高いキュー深度(QD32+)で達成されることに注意が必要です 10。2TB ProのVDBench結果では、4Kランダムリード性能は強力(ピークで100万IOPS超)でしたが、4Kランダムライト性能は良好であるものの、特定のテストではSamsung 990 Proのような一部の競合製品に劣りました 12。ユーザーエクスペリエンスにより関連性の高い低キュー深度でのパフォーマンスは、関連するE31Tコントローラー(MP700 Elite)で印象的であると指摘されており、これは基盤となるPhisonアーキテクチャとNANDがここでも能力を発揮することを示唆しています 2
  • 出典:.2
  • ベンチマーク対現実に関する考察: 公称ピークIOPS 10 は非常に高いものの、これらはしばしば非現実的な高キュー深度条件下での合成ベンチマークで測定されます 10。実際の応答性は、より一般的なQD1~QD4の操作に影響されます。MP700 Proは低キュー深度でも非常に高速であると期待されますが(関連コントローラーに関する2の議論から示唆される)、これらのシナリオにおけるトップティアGen 4ドライブと比較した場合の体感的な差は、ピークシーケンシャル速度やIOPSの数値が示唆するほど大きくない可能性があります。これが、一部のレビューで日常的なタスクにおける実世界での違いが限定的であると指摘される理由かもしれません 21
  • 2.3. 実環境アプリケーション性能
  • 分析: 実環境のタスクをシミュレートするベンチマークは、実践的な洞察を提供します。PCMagのテストでは、MP700 Pro(おそらく2TB)がファイルコピーテスト(ISOおよび小規模ファイル)で新記録を樹立し、PCIe 4.0ドライブを大幅に上回りました(ISOコピーで65%以上高速、小規模ファイルコピーで30%以上高速) 14。DiskBenchテストでも、PCIe 5.0インターフェースによりGen 4ドライブよりも高速な転送レートが示されています 2。しかし、ゲームのロードやAdobeプログラムの起動などのタスクでは、一部のレビューでトップティアのPCIe 4.0 SSDがGen 5ドライブに匹敵するか、時には上回ることさえあると指摘されています 14。あるテストでは、起動時間は高速なGen 4ドライブと比較して最小限の改善しか見られませんでした(BootRacerで1.4%高速) 16。このドライブはMicrosoft DirectStorageをサポートしており、GPUとの直接通信を可能にすることでゲームのロード時間を短縮することを目指していますが、その恩恵はゲームの実装に依存します 6
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  • ワークロード依存性に関する考察: MP700 PRO 1TBのパフォーマンス上の利点は、特定のワークロードに大きく依存します。大規模なシーケンシャル転送(ビデオ編集、大容量ファイルコピー)を伴うタスクでは、Gen 4に対して顕著な利点が見られます 14。しかし、ランダムアクセスが主体のタスクや、I/O負荷の低い操作(一部のゲームロード、アプリケーション起動、OS起動)では、その差はそれほど顕著ではなく、既に高速なGen 4ドライブと比較して無視できる場合もあります 14。これは、このドライブがすべてのタスクに対して普遍的かつ革新的な速度向上を提供するのではなく、特定のプロフェッショナル/エンスージアストシナリオで優れていることを示唆しています。多くの実世界のアプリケーショントレース(PCMark 10のサブセット、ゲームロード、起動時間など)は、様々なキュー深度とブロックサイズのシーケンシャルおよびランダムI/Oの混合を含みます。これらのタスクにおけるボトルネックが純粋なストレージ帯域幅でない場合(例:CPU処理、アセット解凍)、MP700 Proのようなはるかに高速なドライブであっても、高速なGen 4ドライブと比較して収穫逓減を示す可能性があります。DirectStorage 6 はゲームにおいてこの状況を変えることを目指していますが、その影響はまだ限定的です。
  • 2.4. 総合ベンチマーク性能 (全体スコア)
  • 分析: 総合的な合成ベンチマークは、広範なパフォーマンス概要を提供します。MP700 Proシリーズはここで非常に優れたパフォーマンスを発揮します。PCMagは、複数のストレージベンチマークで新記録を報告しました 14。3DMark Storageでトップスコアを達成し、ゲーム関連タスクにおける強力なパフォーマンスを示しました 14。PCMark 10 Full System Drive Benchmarkの結果も、Gen 4ドライブと比較して大幅な改善を示しました(例:あるテストではKingston KC3000より26%向上) 16。VDBenchワークロード分析では、4Kリード、シーケンシャルリード(テストプール中1位)、VDIブートシナリオで強力なパフォーマンスを示しましたが、特定のテスト実行では4KライトとVDI初期ログインで一部の競合製品に遅れをとりました 12。非圧縮データを使用するAS SSDの結果は低くなることが予想されますが、それでも高いパフォーマンスを反映しています 15
  • 出典:.11
  • 合成対特定に関する考察: PCMark 10や3DMark Storageのような総合ベンチマークでの高スコア 14 は、シミュレートされた様々なタスクにおけるドライブの全体的な能力を確認するものです。しかし、これらのベンチマーク内の特定のサブテストや、VDBenchワークロード 12 のようなより専門的なテストでのパフォーマンスのばらつきは、トップティアのドライブでさえ、正確なI/Oパターンによって相対的な長所と短所があることを浮き彫りにします。これは、全体スコアだけでなく、特定のユースケースを考慮する必要性を強調しています。例えば、シーケンシャルリードで優れている(全体スコアを引き上げる)一方で、特定の条件下でのランダムライトでは比較的に弱い可能性があります 12

3. 温度管理と消費電力分析

  • 3.1. 発熱と冷却の必要性
  • 分析: MP700 PROを含むPCIe 5.0 SSDは、高性能コントローラーと高速NANDが高速度で動作するため、かなりの熱を発生させます 3。サーマルスロットリングを防ぎ、持続的なパフォーマンスを確保するためには、効果的な冷却が必須です 1。要求された特定のモデル(CSSD-F1000GBMP700PNH)はベアドライブバージョンであり、ユーザーが自身で冷却ソリューション(通常はマザーボード統合のM.2ヒートシンクまたはアフターマーケットクーラー)を提供する必要があります 6。レビューによると、良好なマザーボードヒートシンクは一部の条件下では十分かもしれないものの 11、高負荷時にはスロットリング閾値に近づく可能性があります(例:16で報告された80°C)。専用クーラー(CorsairのAir CoolerやHydro Xブロック、または堅牢なアフターマーケットソリューションなど)は、大幅に低い動作温度を提供します(Air Cooler使用時の負荷時温度は約51~61°C 11、Hydro XはMBヒートシンクより最大30°C低い 11)。不十分な冷却はパフォーマンスの低下につながります 20
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  • 総所有コストとシステム統合に関する考察: PNHモデルにおける堅牢な冷却の必須要件は、隠れたコストと複雑性の要因を追加します。ユーザーは、自身のマザーボードが対応可能な統合ヒートシンク(および十分なケースエアフロー)を備えていることを確認するか、アフターマーケットのM.2クーラーの予算を確保する必要があります。これは、実質的なヒートシンクなしでも適切に動作する多くのGen 4ドライブとは対照的です。ドライブの両面実装 6 という性質も、一部のロープロファイルマザーボードヒートシンクやラップトップへの搭載(Gen 5は主にデスクトップ向けですが)において互換性の問題を引き起こす可能性があります。Gen 5の速度に必要な高電力消費 6 が、この顕著な発熱 3 を引き起こします。したがって、ユーザーは既存の冷却を確認するか、より良いソリューションを購入する必要があり、要求の少ないドライブと比較して実効価格が上昇し、ビルドプロセスが複雑になる可能性があります。
  • 3.2. サーマルスロットリング評価
  • 分析: 初期のPhison E26ベースのドライブは、過熱時に突然シャットダウンするという報告がありました 1。CorsairとPhisonは、より穏やかな「リンクステートサーマルスロットリング」を実装した更新ファームウェアでこれに対処しました。これは、PCIeリンク速度を下げる(例:5.0から4.0または3.0へ)ことで消費電力と熱を低減し、シャットダウンを防ぎ、スロットリング中のパフォーマンスをより良く維持します 1。MP700 Proのレビューでは、適切な冷却(エアクーラーバージョンのような、またはおそらく良好なマザーボード/アフターマーケットソリューション)があれば、ドライブは持続的な負荷下でもサーマルスロットルポイント(1520によると約76°C)を十分に下回る温度で動作し、パフォーマンスの低下を防ぐことが確認されています 20。しかし、冷却が不十分な場合、スロットリングが発生し、熱を管理するために速度が低下します 20
  • 出典:.1
  • ファームウェアの成熟度と信頼性に関する考察: 改善されたサーマルスロットリングファームウェア 1 の実装は、Gen 5 SSDにとって重要な成熟段階です。これにより、極端な条件下での潜在的な致命的障害(シャットダウン)が、予測可能なパフォーマンス低下へと変わりました。これは、ユーザーがパフォーマンスが依然として冷却に依存することを理解している限り、MP700 Proをそのような保護策を欠く初期のドライブよりも信頼性の高い選択肢にします。過熱によるシャットダウンは信頼性の観点から受け入れられません。Phison/Corsairは、高温を検出し、パフォーマンス(リンク速度)を低下させて発熱を抑えるファームウェアを開発しました。これによりシャットダウンが防止され、ドライブは低速ながらも動作を継続できます。したがって、リスクはもはや予期せぬ故障ではなく、必須の冷却要件が満たされない場合のパフォーマンス低下となります。
  • 3.3. 電力効率に関する考慮事項
  • 分析: MP700 PRO 1TBは、比較的に高い電力消費を持ち、約10W~11.5W(アクティブ平均/最大)と評価されています 6。これは、一般的なハイエンドPCIe 4.0ドライブ(例:Corsair MP600 1TBは6.5Wと評価 6)よりも大幅に高く、発熱に直接寄与します 6。トップティアのパフォーマンスを提供する一方で、電力効率が犠牲になっています 1。このため、電力に制約のあるシステムや、省エネを優先するユーザーにはあまり適していません。関連するMP700 Elite(異なるDRAMレスコントローラーを使用)は、より良い効率で知られており 2、Proのピークパフォーマンスのために行われたトレードオフを浮き彫りにしています。
  • 出典:.1
  • パフォーマンスと電力のトレードオフに関する考察: MP700 PROは、現在のコントローラーとNAND技術でPCIe 5.0パフォーマンスの限界を押し上げることに伴う、著しい電力コストを例証しています。ユーザーは大幅なスループット向上を得ますが、より高いエネルギー使用量とそれに伴う熱の問題を受け入れる必要があります。これにより、このドライブは、効率よりもパフォーマンスが重視されることが多いエンスージアスト/ワークステーションカテゴリにしっかりと位置づけられます。これは、メインストリームやモバイルセグメントとは異なります。約12GB/sの速度を達成するには、Phison E26コントローラーと高速NANDが高い周波数と電圧レベルで動作する必要があり 3、これが本質的に多くの電力を消費し、約11.5Wの定格 10 に反映されています。消費された電力は大部分が熱として放散されるため、高性能が直接的に高電力消費を引き起こし、それが高発熱を引き起こし、堅牢な冷却を必要とするという明確な因果連鎖を形成します。

4. 競合製品との比較

  • 4.1. PCIe 5.0競合製品との比較
  • 分析: MP700 PRO(Phison E26 / Micron 232L 2000MT/s NANDを使用)は、Crucial T700 14、Gigabyte Aorus Gen5 12000 18、そして可能性としてはSeagate FireCuda 540の初期バージョン 14、ADATA Legend 970 31、Teamgroup Z540 31 など、同様のハードウェアを使用する他のドライブと直接競合します。パフォーマンスは一般的に同等であり、特定のベンチマークではしばしば優劣が入れ替わります 13。PCMagは、MP700 Pro(2TB)が当時テストした中でCrucial T700と事実上同等の最速であると評価しました 14。ATTOベンチマークは、MP700 Pro(2TB)がT700よりも優れた書き込み帯域幅を持つ可能性を示唆しました 13。MP700 Pro SEやCrucial T705のような、絶対的に最速の「SE」または14GB/sドライブよりは下に位置づけられます 1。差別化は、しばしばファームウェアのチューニング、付属の冷却ソリューション(PNH以外のモデルに関連)、保証/サポート、そして価格によってもたらされます。
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  • プラットフォームの同等性に関する考察: 同じ世代のコントローラー/NAND(E26/232L 2000MT/s)内では、MP700 ProとT700のような競合製品間のパフォーマンス差はしばしば軽微です 13。複数のベンダーが同じコアコンポーネント(Phison E26コントローラー、同様の速度のMicron 232L NAND)を使用しているため 3、ベースラインのパフォーマンス能力は類似しています。ファームウェアの最適化がわずかな違いを生む可能性はありますが、ハードウェア基盤が同じコンポーネント世代内での大幅な乖離を制限します。したがって、ブランドの好み、利用可能な冷却オプション(PNHモデル自体には無関係ですが)、バンドルソフトウェア(Corsair SSD Toolbox 7)、そして決定的に重要な購入時の市場価格といった、純粋な速度ベンチマーク以外の要因が、これらの類似ドライブの中から選択する際のより重要な差別化要因となる可能性があります。
  • 表2: ベンチマークスコア概要 (MP700 PRO 1TB 対 競合製品 – 参考値、1TBの実際のデータがない場合は明確な注記が必要)
ベンチマークテストCorsair MP700 PRO 1TB (推定/公称値)Crucial T700 1TB (公称値/代表値)ハイエンド Gen 4 1TB (代表値)出典
CDM Seq Read (MB/s)~11,700~11,700~7,40010 (MP700); 14 (T700 Comp)
CDM Seq Write (MB/s)~9,600~9,500~6,80010 (MP700); 14 (T700 Comp)
4K Rand Read IOPS (K)~1,400~1,300~1,00010 (MP700)
4K Rand Write IOPS (K)~1,500~1,400~1,10010 (MP700)
PCMark 10 Storage高 (例: ~4500+)高 (同等)非常に良い (~3500-4000)16 (相対比較)
3DMark Storage高 (例: ~5000+)高 (同等)非常に良い (~4000-4500)14 (相対比較)
ファイルコピー (大容量)非常に高速非常に高速高速14 (相対比較)

注: 上記のMP700 PRO 1TBの数値は、公称スペックまたは2TBモデルからの推定に基づいています。実際の1TBモデルのベンチマーク結果は異なる場合があります。

  • 4.2. ハイエンドPCIe 4.0ドライブとの比較
  • 分析: MP700 PRO 1TBは、トップティアのPCIe 4.0 SSD(Samsung 990 Pro、WD SN850X、Solidigm P44 Pro、Kingston KC3000など)と比較して、大幅に高いシーケンシャルスループット(78で最大75%高速と主張、16でKC3000比でリード68%/ライト72%の差を測定)とピークIOPSを提供します 2。これは、大容量ファイルの転送や特定の合成ベンチマークで顕著な向上につながります 14。しかし、ゲーミング、アプリケーションのロード、起動時間などの一般的なタスクにおける実世界でのパフォーマンス差はしばしばはるかに小さく、Gen 4ドライブが同等に動作することもあります 14。MP700 PROは、成熟したGen 4オプションと比較して、より高いコスト、消費電力、および必須の冷却要件を伴います 6
  • 出典:.2
  • メインストリーム利用における収穫逓減に関する考察: 最大シーケンシャルスループットに大きく依存しないワークロードを持つユーザーにとって、MP700 PRO 1TBの(コスト、電力、熱の)大幅なプレミアムは、日常的なタスクにおける体感的な実世界パフォーマンスの向上によって正当化されない可能性があります 21。多くの一般的なアプリケーションは、シーケンシャルストレージ速度だけでボトルネックになっているわけではなく 14、混合I/O、レイテンシ感度、CPU制限などが関与します。したがって、シーケンシャル速度を倍増させても、アプリケーションのパフォーマンスが倍増するわけではありません。MP700 Proに関連する追加コスト(購入価格、潜在的なクーラーコスト、より高い電気代)と複雑さ(冷却管理) 1 を考慮すると、Gen 5の特定の高スループット能力が頻繁に活用されない限り、ハイエンドGen 4ドライブは現在、大多数のユーザーにとってよりバランスの取れた性能対価格比と効率プロファイルを提供します。
  • 4.3. 耐久性と信頼性の比較
  • 分析: MP700 PRO 1TBは700 TBW(テラバイト書き込み)と評価されています 4。この耐久性評価は、このクラスの1TB TLCコンシューマSSDとしては標準的であり、ADATA 970やAorus 10000のような競合製品と同等 14、Crucial T700の1TB向け600 TBW評価よりわずかに優れています 14。Seagate FireCuda 540の1000 TBWよりは低いものの 14、700 TBWという評価は、ドライブの5年間の保証期間内での一般的なデスクトップ用途、さらにはワークステーション用途においても十分以上であると一般的に考えられています 1。信頼性は、改善されたサーマルスロットリングを備えた成熟したファームウェア 1 と、コントローラー/NANDに固有のウェアレベリングやエラー訂正のような標準機能によって強化されています。
  • 出典:.1
  • 標準的な耐久性と強化された熱信頼性に関する考察: TBW評価はこのクラスでは標準的ですが 12、このドライブの主要な信頼性要因は熱管理です。初期のGen 5コンセプトを悩ませた熱による故障のリスクは、改善されたファームウェア 1 によって軽減されており、適切に冷却されれば信頼性が高まります。耐久性自体が、保証期間内にほとんどのターゲットユーザーにとって制限要因となる可能性は低いです 14。初期のGen 5に対する真の懸念は熱関連の不安定性でしたが 1、Corsairはこれをファームウェアで対処しました。したがって、適切な冷却が提供される(主要な変数)と仮定すれば、ドライブの信頼性は典型的なハイエンドコンシューマSSDと同等であり、700 TBWは意図されたユースケースに対して十分です。

5. 主な機能とエコシステム

  • Microsoft DirectStorage: 互換性のあるゲームが、CPUボトルネックを回避してSSDがGPUとより直接的に通信できるようにすることで、アセットをより高速にロードできるようにする、頻繁に強調される機能です 6。MP700 PROは、これをサポートするための最適化されたファームウェア(Phison I/O+)を含んでいます 2。実際の利点は、ゲームの採用状況と特定のシステム構成に依存します。
  • 出典:.2
  • ハードウェア暗号化: データセキュリティのためにAES 256ビット暗号化をサポートします 1。これは、機密データを扱うユーザーにとって価値のある機能であり、ソフトウェアソリューションと比較して最小限のパフォーマンスオーバーヘッドで暗号化を提供します。
  • 出典:.1
  • Corsair SSD Toolbox: ドライブ情報、ヘルスモニタリング(SMART)、セキュアイレース、ファームウェアアップデート、および最適化機能を提供する無料のソフトウェアユーティリティです 7。メンテナンスと管理の容易さを通じて価値を追加します。
  • 出典:.7
  • 後方互換性: PCIe 5.0ドライブですが、PCIe 4.0およびPCIe 3.0マザーボードとの後方互換性があり、それらのインターフェースの低速で動作します 7。これにより、旧システムでの使用が可能になりますが、主要なパフォーマンス上の利点はGen 5スロットが必要です。
  • 出典:.7
  • 将来性と現在の利点に関する考察: DirectStorage 6 のような機能は、広範なゲームサポートがまだ発展途上であるため、保証された現在の利点というよりも、潜在的な将来の価値を表しています。ハードウェア暗号化 17 とSSD Toolbox 7 は、即時の実用的な利点です。後方互換性 7 は柔軟性を提供しますが、ドライブの主要なセールスポイント(Gen 5速度)を無効にします。これらの機能を評価するには、ドライブのコアパフォーマンスとコストに対して、それらの即時の有用性と潜在的な将来の関連性(特にDirectStorage)の両方を考慮する必要があります。

6. 統合された長所と短所

  • 長所 (Pros):
  • 卓越したシーケンシャル性能: 大容量ファイルの転送や特定のコンテンツ作成タスクに最適な、ほぼトップティアのPCIe 5.0シーケンシャルリードおよびライト速度を提供します 3
  • 強力なランダムIOPS: 高い定格ランダムリード/ライトIOPSが全体的なシステム応答性に貢献します 3
  • 改善された熱管理ファームウェア: 穏やかなサーマルスロットリング機能を備え、初期のGen 5コンセプトと比較して信頼性を向上させます 1
  • 業界標準コンポーネント: 実績のあるPhison E26コントローラーとMicron 232L TLC NANDの組み合わせを利用しています 3
  • 豊富な機能: DirectStorage、AES-256暗号化、Corsair SSD Toolboxのサポートを含みます 2
  • 標準的な耐久性と保証: 競争力のある700 TBWの耐久性評価と5年間の保証を提供します 1
  • 短所 (Cons):
  • 必須の冷却要件 (PNHモデル): ユーザーが効果的な冷却を提供する必要があり、潜在的なコストと複雑さを追加します。不十分な冷却はパフォーマンススロットリングにつながります 6
  • 高い消費電力: PCIe 4.0ドライブよりも大幅に多くの電力を消費し、発熱の一因となり、低電力システムには適していません 1
  • 高コスト: PCIe 5.0技術の早期採用に関連するプレミアム価格が付いています 1
  • 実世界での収穫逓減: 平均的なユーザーにとって、一般的なデスクトップタスクやゲーミングにおけるハイエンドGen 4ドライブに対するパフォーマンス向上は限定的である可能性があります 14
  • 1TBのパフォーマンススケーリング: NANDダイの数が少ないため、2TB/4TBモデルと比較してシーケンシャルライト速度とIOPSがわずかに低くなります 1

7. 結論と推奨事項

  • 最終評価: Corsair MP700 PRO 1TB (CSSD-F1000GBMP700PNH) は技術的に印象的な製品であり、PCIe 5.0インターフェース、Phison E26コントローラー、高速Micron 232L TLC NANDによって実現される驚異的なシーケンシャル速度と高IOPSを提供します。特に大容量ファイル転送におけるベンチマーク性能は、前世代を大幅に上回ります。成熟したサーマルスロットリングファームウェアの搭載は、初期のコンセプトに対する信頼性を向上させます。しかし、このパフォーマンスは高い代償を伴います。高コスト、相当な電力消費、そしてパフォーマンス低下を防ぐための堅牢なユーザー提供冷却の絶対的な要件です。
  • ユーザープロファイルへの適合性:
  • 推奨対象:
  • エンスージアスト & アーリーアダプター: 可能な限り最高のストレージパフォーマンスを求め、冷却と電力要件を理解し対応でき、プレミアム価格を支払う意思のあるPCIe 5.0プラットフォームユーザー 1
  • コンテンツクリエーター & プロフェッショナル: 著しいシーケンシャルスループット向上がワークフロー時間の短縮に直接つながる可能性のある、非常に大きなファイル(例:高解像度ビデオ編集、3Dレンダリング)を扱う個人 24。ただし、十分なシステム冷却が必要です。
  • 注意が必要 / 代替案推奨対象:
  • メインストリームゲーマー & 一般ユーザー: 主にゲーミング、ウェブブラウジング、オフィス作業に焦点を当てているユーザーは、ハイエンドPCIe 4.0 SSD(Samsung 990 Pro、WD SN850X、Corsair自身のMP600シリーズなど)に対する実世界でのパフォーマンス向上が、より高いコスト、消費電力、冷却ニーズを正当化するほどではないと感じるかもしれません 14。これらのユーザーには、トップティアのGen 4ドライブがより良い価値と効率を提供します。
  • 予算重視または冷却制約のあるシステムビルダー: 追加コスト(ドライブプレミアム + 潜在的なクーラーコスト)と効果的な冷却の決定的な必要性は、予算重視のビルドや、M.2冷却ソリューションのためのスペース/エアフローが限られているシステムには不向きです 6
  • 最終的な考え: MP700 PRO 1TB (PNH) は、そのクラスをリードするシーケンシャル速度を特に必要とし、その要求の厳しい熱および電力要件を中心にシステムを構築する準備ができているユーザー向けの特殊なコンポーネントです。他のユーザーにとっては、成熟し、より効率的なPCIe 4.0市場が現在、より実用的なソリューションを提供する可能性が高いです。

引用文献

  1. Corsair MP700 Pro SE SSD review: New and improved | Tom’s Hardware, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.tomshardware.com/pc-components/ssds/corsair-mp700-pro-se-ssd-review
  2. Corsair MP700 Elite SSD review: The retail, budget PCIe 5.0 SSD of choice is officially here, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.tomshardware.com/pc-components/ssds/corsair-mp700-elite-ssd-review/2
  3. Corsair Releases MP700 Pro SSDs: Up 12.4 GB/s With Three Cooling Options – AnandTech, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.anandtech.com/show/21142/corsairs-mp700-pro-ssds-hit-124-gbs-three-cooling-options
  4. Corsair MP700 Pro 2 TB Review – Great Cooling Included | TechPowerUp, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.techpowerup.com/review/corsair-mp700-pro-2-tb/
  5. MP700 ELITE vs MP700 PRO vs MP700 PRO SE – Corsair, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.corsair.com/jp/ja/explorer/diy-builder/storage/mp700-elite-vs-mp700-pro-vs-mp700-pro-se/
  6. Corsair Introduces MP700 PCIe 5.0 SSDs: 1 TB Starting At $169.99 – AnandTech, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.anandtech.com/show/18851/corsair-introduces-mp700-pcie-50-ssds-1-tb-starting-at-16999
  7. CORSAIR Launches MP700 PRO PCIe 5.0 x4 M.2 SSDs | TechPowerUp, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.techpowerup.com/315734/corsair-launches-mp700-pro-pcie-5-0-x4-m-2-ssds
  8. CORSAIR Launches MP700 PRO PCIe 5.0 x4 M.2 SSDs | TechPowerUp Forums, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.techpowerup.com/forums/threads/corsair-launches-mp700-pro-pcie-5-0-x4-m-2-ssds.315734/
  9. Everything you need to know about the CORSAIR MP700 PRO, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.corsair.com/eu/lv/explorer/diy-builder/storage/everything-you-need-to-know-about-the-corsair-mp700-pro/
  10. MP700 PRO 1TB PCIe Gen5 x4 NVMe 2.0 M.2 SSD – Corsair, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.corsair.com/us/en/p/data-storage/cssd-f1000gbmp700pnh/mp700-pro-1tb-pcie-gen5-x4-nvme-2-0-m-2-ssd-cssd-f1000gbmp700pnh
  11. Which MP700 PRO is best for you? – Corsair, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.corsair.com/us/en/explorer/diy-builder/storage/which-mp700-pro-is-best-for-you/
  12. Corsair MP700 Pro Gen5 SSD Review – StorageReview.com, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.storagereview.com/review/corsair-mp700-pro-gen5-ssd-review
  13. Corsair MP700 PRO 2TB NVMe PCIe 5.0 x4 SSD Review – Overclockers, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.overclockers.com/corsair-mp700-pro-2tb-nvme-pcie-5-0-x4-ssd-review/
  14. Corsair MP700 Pro Review – PCMag, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.pcmag.com/reviews/corsair-mp700-pro
  15. Corsair MP700 Pro 2TB NVMe Review – ExtremeHW, 4月 25, 2025にアクセス、 https://reviews.extremehw.net/all-reviews/corsair-mp700-pro-2tb-nvme-review/
  16. CORSAIR MP700 PRO review: Top-tier PCIe 5.0 performance – Digital Citizen, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.digitalcitizen.life/corsair-mp700-pro-review/
  17. Corsair MP700 Pro 1 TB Specs – SSD Database – TechPowerUp, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.techpowerup.com/ssd-specs/corsair-mp700-pro-1-tb.d1782
  18. Corsair MP700 Pro Gen5 SSD レビュー – StorageReview.com, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.storagereview.com/ja/review/corsair-mp700-pro-gen5-ssd-review
  19. Corsair MP700 PRO SE Gen5 SSD レビュー (4TB) – StorageReview.com, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.storagereview.com/ja/review/corsair-mp700-pro-se-gen5-ssd-review-4tb
  20. Corsair MP700 Pro 2TB SSD review: knocking it out of the park | Club386, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.club386.com/corsair-mp700-pro-2tb-ssd-review-knocking-it-out-of-the-park/
  21. Corsair MP700 SSD Review: Brand Name PCIe 5.0 SSDs Are Finally Here, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.tomshardware.com/reviews/corsair-mp700-ssd-review
  22. Corsair MP700 Pro SE 4 TB | TechPowerUp Forums, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.techpowerup.com/forums/threads/corsair-mp700-pro-se-4-tb.322238/
  23. Corsair MP700 PRO 1TB M.2 PCIe Gen5 x4 NVMe 2.0 SSD – Amazon.com, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.amazon.com/Corsair-MP700-PCIe-Gen5-NVMe/dp/B0CM41J7F9
  24. CORSAIR Announces MP700 PRO SE PCIe 5.0 x4 M.2 SSDs | TechPowerUp Forums, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.techpowerup.com/forums/threads/corsair-announces-mp700-pro-se-pcie-5-0-x4-m-2-ssds.322281/
  25. Corsair MP700 Pro Gen 5 2TB SSD Review – Fast SSD with an Active Heatsink, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.thessdreview.com/our-reviews/nvme/corsair-mp700-pro-gen-5-2tb-ssd-review-fast-ssd-with-an-active-heatsink/3/
  26. CORSAIR MP700 PROについて知っておくべきすべてのこと, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.corsair.com/jp/ja/explorer/diy-builder/storage/everything-you-need-to-know-about-the-corsair-mp700-pro/
  27. ウォーターブロック搭載で読込12400MB/sのSSDがCORSAIRからデビュー – 週刊アスキー, 4月 25, 2025にアクセス、 https://weekly.ascii.jp/elem/000/004/177/4177915/
  28. PCIe 5.0対応でリード最大10000MB/sを実現したCorsair製M.2 SSDが10月18日に国内発売, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.4gamer.net/games/142/G014279/20231013053/
  29. The Best PS5 SSDs in 2025: Speedy NVMe storage for your console | Tom’s Hardware, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.tomshardware.com/best-picks/best-ps5-ssds
  30. Corsair MP700 Elite NVMe SSD Review – The First DRAM-less Gen5 SSD : r/NewMaxx, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.reddit.com/r/NewMaxx/comments/1iorjn6/corsair_mp700_elite_nvme_ssd_review_the_first/
  31. WD SN850x は 2024 年に再検討されます – まだ良い選択でしょうか – YouTube, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.youtube.com/watch?v=cg24KEX8WDk
  32. MP700 Pro – Latest Articles and Reviews on AnandTech, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.anandtech.com/tag/mp700-pro
  33. エアクーラー付き MP700 PRO 1TB PCIe Gen5 x4 NVMe 2.0 M.2 SSD – Corsair, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.corsair.com/jp/ja/p/data-storage/cssd-f1000gbmp700pro/mp700-pro-1tb-with-air-cooler-pcie-gen5-x4-nvme-2-0-m-2-ssd-cssd-f1000gbmp700pro
  34. CORSAIR MP700 PRO 1TB PCIe Gen5 x4 NVMe 2.0 M.2 SSD CSSD-F1000GBMP700PNH, 4月 25, 2025にアクセス、 https://www.newegg.com/corsair-1tb-mp700-pro-nvme-2-0/p/N82E16820982117
  35. The Fastest PCIE Gen5 SSD We’ve Tested – Corsair MP700 PRO SE – YouTube, 4月 25, 2025にアクセス、 https://m.youtube.com/watch?v=1YfZRAhVvBc
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