NETFLIXで「サバイバー:宿命の大統領」を観てる!

映画・アニメ・ドラマ

NETFLIXを数年ぶりに再契約。
ドラマは時間泥棒なので、どうしようかと思ったんだけれども、予告があまりに面白そうなのを見つけてしまったので見始めた。「サバイバー:宿命の大統領」ってやつ。

ところで「サバイバー」は良いとして、「宿命の大統領」って副題はちょっとダサい。日本語タイトルつけるときに、なんか、こう、良い感じの案はなかったのか・・・。
こういう時、なろう系のタイトルの付け方って納得感が高いんだなぁとしみじみ思う。
「国会がぶっ飛んだので、大統領になって無双します」みたいな。いや、あんまり無双っぽい感じはしないんだけど。

まぁ、そんなのは些末な話で、ドラマそのものはかなり面白い。
ドラマの紹介文を公式から引用するとこんな感じ。

大ヒットドラマ『24 -TWENTY FOUR-』の捜査官ジャック・バウワー役で全世界を虜にしたキーファー・サザーランド。2016年9月から全米で放送中のキーファーの最新ドラマが早くもNetflixに登場!『サバイバー:宿命の大統領』12月28日配信開始。

http://www.netflix.jp アメリカ合衆国の現大統領や閣僚メンバーの大多数が巻き込んだ爆破テロ事件が発生。閣僚のひとり、トム・カークマン(キーファー・サザーランド)が思いがけず新大統領に任命される事態に。混乱のホワイトハウスを舞台に、様々な陰謀に翻弄されながらもテロの脅威に立ち向かう姿を描く。このドラマの原題「Designated Survivor」は<指定生存者>を意味する。アメリカでは大統領、副大統領や議員が一堂に会す場合、核攻撃・事故・テロなどで死亡あるいは職務執行不能になった場合に備えて、指定生存者を指名。厳重な警備のもと、万が一に備えて安全な場所で待機する取り決めになっている。

https://www.youtube.com/watch?v=5C8fBPYXEcM

ドラマの種別で言うと“ホワイトハウスもの”とでも呼べばよいのでしょうか。
大統領が主人公のドラマ・映画はちょいちょいありますが、本作は屈指の名作なのではないだろうか。

日本人が完全にエンタメとしてみるのと、アメリカ人が自国のこととしてみるのとではいろいろと思い入れのポイントも違いそうだ。それでもなお、日本人のオッサンから見て、理想の大統領像を描いているんだろうな、と印象を持つほどにいろいろとコテコテ。

物語の冒頭で議員がほぼ全滅するところからスタートするので、共和党も民主党も無いような感じ。ややこしい政治的駆け引きみたいのが薄いので、我々のような外国人が見てもサバサバしていてテンポが良い。

見当違いを承知で言うと「超能力と宇宙人を抜いたエージェント オブ シールド感」ある。主要人物のキャラ配置の関係だろうか。まぁ、話そのものは全然違うけど。

謎解きと犯罪捜査が主軸のため、わりとコンパクトな舞台設定で話が進む。
昔の「犯罪捜査官ネイビーファイル」とかをふと思い出す。本作も戦争犯罪絡みの話もあるし。

NETFLIXだけあってお金がかかった丁寧なつくりだけど、派手なCGの映画とは違い、そこはテレビドラマだよねという感じが良き。