PS5のWi-Fiを最強にする方法

PS5のWi-Fiを最強にする方法 Wi-Fi、LAN
PS5のWi-Fiを最強にする方法

PS5は最新規格Wi-Fi 6を搭載。だけど最速ってわけじゃない

ネトゲユーザーにとってネットワーク環境整備は武装強化と同義

ネットワーク対戦が昔から盛んだったPCゲームでは、ネットワークのスピードと安定性が超大事なのはプレイヤーが身をもって学んだものでした。

そして令和の時代になり、ネットワーク対戦バリバリのPS5のようなゲーム機も当たり前の存在になった。つまり、PCゲーマーの教訓が活きる局面がPS5界隈にも存在しているっ。

兎角オンラインゲームにとって、ネットワーク環境の強弱はプレイの質に直結。
PS5は強力なWi-Fi 6を搭載しているので、上手に活用したいところだが、標準搭載のWi-Fiよりも強いWi-Fi環境にすることでパワーアップできるケースもあるので、「最強環境」を目指す際には参考になると嬉しい。

Wi-Fi 6は本格普及機に入っているのでWi-Fiルーターの乗り換え必須

PS5は有線LANを搭載しているし、PS3以降の伝統の通りWi-Fiもしっかり標準搭載されている。
しかも、PS5のWi-Fiは最新の「Wi-Fi 6」だ。便利に使わせてもらいたいところ。

この「Wi-Fi 6」、日本国内では2019年頃からWi-Fiルーターが市場に多く流通し始めた。
2020年にはエントリーモデルの安い価格帯の商品もほぼ出揃い、2021年時点では本格普及機を迎えている。
ゲーム機以外では、iPhoneやiPadの最新モデルはもちろん、PCなどもミドルクラス以上ならWi-Fi 6が載ってて当たり前のところまできている。今後、10年弱は現役であろうPS5がここでWi-Fi 6を採用しない道理はないね。

Wi-Fi 5世代(以前)のルーターを使っている場合は、強く買い替えをおススメしたい。
なぜならば、Wi-Fi 5とWi-Fi 6では、速度・安定性・同時接続時の利便性などに大きな差があるため。ひとつ前の規格のステップアップ「Wi-Fi 4→5」の時よりも、今回の「Wi-Fi 5→6」の移行の方が様々な面で強化が図られている。テクニカルな話題になるので詳細は割愛。とにかく凄くなったということを覚えていてもらえればOK。

ついでに言うとWi-Fi 6世代のルーターであれば、旧世代のWi-Fi機器との相互接続性も担保されているので安心だ。

対戦プレイの負けをネットワークのせいにしないガチ環境へ

俗に言う「ラグい」環境というのは、ネットワークのスピードにムラがある状態。安定性を欠くので、ゲームによってはサーバーから強制的に切断されることすらある。

あと、単純にデータのダウンロードが遅い場合もなんとかしたいところ。でかいアップデートパッチが、配信日初日にダウンロード終わらないとか悪夢ですし。

フラッグシップモデルのWi-Fi 6機器をPS5にぶっ挿す

ここから説明する方法は、先に言っておきますが一般的なご家庭・環境ではおそらくオーバースペックに過ぎる構築例です。

で・す・が、金に糸目をつけず、標準Wi-Fiよりもパワーアップした環境にこだわる方には、一定のニーズがあると思われる。

フラッグシップモデルのWi-Fiルーターを2台、対向で通信する使い方。
バッファローのフラッグシップモデルWXR-6000AX12Sの場合、8本のアンテナで送受信を行う「8×8」になるわ、アンテナがデカくて感度抜群だわ、さらにアンテナの向きを自在に可変できて電波の飛びの方向まで調整できるわ、とにかくガチっぷりが半端ない。

そんなのが2台でズババババーと通信するので、かみ合ったら強力なんてもんじゃないです。

繰り返しになりますが、上記の構成は大抵の方には過剰装備になること請け合いです。
Wi-Fiルーターのランクを落としてコスパと性能のバランスを見極めるも良し、いろいろ考えてみるのも楽しいと思います。

<おすすめ>PS5のWi-Fiパワーアップに使えるWi-Fi 6ルーター