はじめに
本レポートでは、Sony Xperia 10 IV のベンチマーク結果を詳細に分析し、その性能を明らかにすることを目的とします。様々なベンチマークツール(Geekbench、AnTuTu など)の結果を収集し、競合機種との比較や、搭載されている Snapdragon 695 チップセットの性能評価を行います。Xperia 10 IV は、6インチのOLEDディスプレイ、Snapdragon 695 5G、6GBのRAM、128GBのストレージ、そして5000mAhのバッテリーを搭載しています 1。このスペックから、ターゲット層としては、コンパクトなサイズ感、優れたバッテリーライフ、そして日常的な使用に十分な基本性能を求めるユーザーが想定されます 3。
Geekbench 6 ベンチマーク結果
シングルコア性能
Snippet4 および4 によると、Xperia 10 IV の Geekbench 6 におけるシングルコアスコアは 914 です。シングルコアスコアは、スマートフォンのCPUコアのうち一つが、どれだけの処理能力を発揮できるかを示す指標であり、日常的なアプリケーションの起動速度や、単一のタスクを実行する際の処理速度に直接影響します。このスコアから、Xperia 10 IV のシングルコア性能は、最新のハイエンドスマートフォンと比較すると控えめであることが示唆されますが、日常的な使用においては十分なレベルであると考えられます。
Snippet4 には、シングルコア性能を評価する個別のワークロードの結果が示されています。例えば、ファイルの圧縮 (File Compression) スコアは 797、ウェブサイトのナビゲーション (Navigation) は 841、HTML5 ブラウザの処理速度 (HTML5 Browser) は 1115、PDFファイルのレンダリング (PDF Renderer) は 1300、写真ライブラリの処理 (Photo Library) は 914、プログラムのコンパイル (Clang) は 891、テキスト処理 (Text Processing) は 904、アセットの圧縮 (Asset Compression) は 1023、物体検出 (Object Detection) は 776、背景のぼかし処理 (Background Blur) は 819、水平線の検出 (Horizon Detection) は 1176、物体消去 (Object Remover) は 507、HDR処理 (HDR) は 1037、写真フィルタリング (Photo Filter) は 832、レイトレーシング (Ray Tracer) は 878、そして3Dモデルの作成 (Structure from Motion) は 1003 という結果が得られています。これらの個別のスコアを分析すると、HTML5 Browser や PDF Renderer のスコアが高い傾向にあり、ウェブブラウジングやドキュメント閲覧といったタスクにおいては比較的快適な動作が期待できるかもしれません。一方で、Object Remover のスコアは比較的低く、特定の画像処理タスクには時間がかかる可能性があることが示唆されます。
マルチコア性能
Snippet4 および4 によると、Xperia 10 IV の Geekbench 6 におけるマルチコアスコアは 2098 です。マルチコアスコアは、CPUに搭載されている複数のコアを同時に使用した場合の総合的な処理能力を示すものであり、複数のアプリケーションを同時に実行するマルチタスク環境や、動画編集やゲームなど、複数のコアを効率的に利用するアプリケーションの性能に影響を与えます。このスコアは、シングルコア性能と同様に、最新のハイエンドスマートフォンと比較すると見劣りする可能性がありますが、複数のタスクを並行して行う場合や、マルチコアに対応したアプリケーションを使用する際には、それなりの性能を発揮することが期待されます。
Snippet4 には、マルチコア性能を評価する個別のワークロードの結果も示されています。ファイルの圧縮 (File Compression) スコアは 1093、ウェブサイトのナビゲーション (Navigation) は 2432、HTML5 ブラウザの処理速度 (HTML5 Browser) は 2733、PDFファイルのレンダリング (PDF Renderer) は 3652、写真ライブラリの処理 (Photo Library) は 2512、プログラムのコンパイル (Clang) は 2562、テキスト処理 (Text Processing) は 886、アセットの圧縮 (Asset Compression) は 3362、物体検出 (Object Detection) は 1354、背景のぼかし処理 (Background Blur) は 1542、水平線の検出 (Horizon Detection) は 3129、物体消去 (Object Remover) は 1076、HDR処理 (HDR) は 2341、写真フィルタリング (Photo Filter) は 2168、レイトレーシング (Ray Tracer) は 3089、そして3Dモデルの作成 (Structure from Motion) は 2664 という結果です。シングルコアのスコアと比較すると、多くの項目でスコアが向上しており、特にアセットの圧縮 (Asset Compression) や PDF レンダリング (PDF Renderer) などは、マルチコア処理によって効率的に処理されていることがわかります。一方で、テキスト処理 (Text Processing) のスコアはシングルコア時とほぼ変わらず、このタスクがあまりマルチコアを活用しない可能性を示唆しています。
Geekbench 5 ベンチマーク結果
シングルコア・マルチコア性能 (参考)
Snippet5 によると、Xperia 10 IV の Geekbench 5 におけるシングルコアスコアは 662、マルチコアスコアは 1908 です。Geekbench 6 と Geekbench 5 は、ベンチマークのテスト内容やスコアリングシステムが異なるため、直接的な比較は難しいですが、一般的に Geekbench 6 の方がより新しいバージョンであり、より高度なワークロードが含まれています。Geekbench 5 のこれらのスコアを、前述の Geekbench 6 の結果と比較すると、シングルコアスコアは約 28%、マルチコアスコアは約 9% 低くなっています。これは、ベンチマークのバージョンによる違いを考慮する必要があります。Geekbench 5 のスコアも、Xperia 10 IV の CPU 性能を評価する上で参考となる情報です。
Compute (OpenCL) 性能
Snippet6 および6 によると、Xperia 10 IV の Geekbench 5 Compute (OpenCL) スコアは 1387 です。Compute スコアは、スマートフォンのGPUが持つ並列計算能力を示す指標であり、画像処理、動画編集、一部のゲームなど、グラフィックス処理性能を評価する上で重要な要素となります。Xperia 10 IV に搭載されている Qualcomm Adreno 619 GPU の OpenCL スコアが 1387 であることは、GPU が一定の並列計算能力を持っていることを示しています。
Snippet6 には、Compute ベンチマークにおける個別のテスト項目の結果も記載されています。例えば、画像の Sobel フィルタ処理は 1800、Canny エッジ検出は 900、ステレオマッチングは 3118、ヒストグラム平坦化は 1623、ガウシアンブラーは 1376、被写界深度効果は 5572、顔検出は 537、水平線検出は 614、特徴点マッチングは 422、粒子物理シミュレーション (Particle Physics) は 8910、高速フーリエ変換 (SFFT) は 469 というスコアが得られています。これらのスコアを見ると、特に粒子物理シミュレーションのスコアが非常に高いことがわかります。これは、Adreno 619 GPU が特定の種類の並列計算処理において高い効率を発揮する可能性があることを示唆しています。
AnTuTu ベンチマーク結果
総合スコアと内訳
Snippet7 および1 によると、Xperia 10 IV の AnTuTu Benchmark 10 における総合スコアは 443825 です。また、Snippet5 によると、旧バージョンの AnTuTu 9 におけるスコアは 396008 です。AnTuTu ベンチマークは、CPU、GPU、メモリ、ユーザーエクスペリエンス (UX) の各項目を総合的に評価するものであり、スマートフォンの全体的な性能を把握する上で役立ちます。AnTuTu 10 は AnTuTu 9 よりも新しいバージョンであり、テストの内容やスコアリングシステムが異なるため、これらのスコアを比較する際には注意が必要です。一般的に、新しいバージョンの方がより demanding なテストが含まれている傾向があります。
Snippet1 によると、AnTuTu 10 の総合スコア 443825 の内訳は、CPU スコアが 152799、GPU スコアが 84257、メモリ (Memory) スコアが 95239、そしてユーザーエクスペリエンス (UX) スコアが 111530 となっています。これらのサブスコアを分析することで、Xperia 10 IV のシステム全体の性能バランスや、ボトルネックとなっている可能性のある部分を特定することができます。例えば、GPU スコアが CPU スコアと比較して低いことは、グラフィックス処理能力が他の処理能力と比較してやや低い可能性があることを示唆しています。UX スコアは、アニメーションの滑らかさやアプリの起動速度など、ユーザーが日常的に感じる操作感に影響を与える要素を評価したものであり、111530 というスコアは、日常的な使用においては比較的快適な操作感が期待できるレベルであると考えられます。
Table 1: Xperia 10 IV AnTuTu 10 サブスコア
カテゴリ | スコア |
CPU | 152799 |
GPU | 84257 |
メモリ | 95239 |
UX | 111530 |
競合機種とのベンチマーク比較
Samsung Galaxy A54 5G との比較
Snippet7 および7 によると、Samsung Galaxy A54 5G と Xperia 10 IV の Geekbench 6 スコアを比較すると、シングルコアでは Galaxy A54 5G が 1007 に対して Xperia 10 IV が 914 (約10%の差)、マルチコアでは Galaxy A54 5G が 2797 に対して Xperia 10 IV が 2088 (約34%の差) となっています。AnTuTu 10 のスコアを比較すると、Galaxy A54 5G が 595698 に対して Xperia 10 IV が 443825 (約34%の差) となっています。これらの結果から、Samsung Galaxy A54 5G は Xperia 10 IV よりも大幅に高いベンチマークスコアを示しており、特にマルチコア性能と全体的なシステム性能において大きな差があることがわかります。
Snippet7 の AnTuTu 10 のサブスコアを比較すると、Galaxy A54 5G は CPU スコアが 200233、GPU スコアが 137770、メモリ スコアが 114337、UX スコアが 143358 であり、Xperia 10 IV のそれぞれのスコア(CPU: 152799、GPU: 84257、メモリ: 95239、UX: 111530)を全て上回っています。特に GPU スコアの差は約 63% と非常に大きく、ゲームやグラフィックスを多用するアプリケーションの実行においては、Galaxy A54 5G の方がより高い性能を発揮する可能性が高いことが示唆されます。この性能差の主な要因としては、搭載されているチップセットの違い(Galaxy A54 5G は Exynos 1380、Xperia 10 IV は Snapdragon 695)が考えられます。Exynos 1380 は Snapdragon 695 よりも高性能なチップセットであると一般的に評価されています。
Table 2: ベンチマーク比較: Xperia 10 IV vs. Samsung Galaxy A54 5G
ベンチマーク | Xperia 10 IV | Samsung Galaxy A54 5G | 差 |
AnTuTu 10 | 443825 | 595698 | +34% |
Geekbench 6 SC | 914 | 1007 | +10% |
Geekbench 6 MC | 2088 | 2797 | +34% |
AnTuTu 10 CPU | 152799 | 200233 | +31% |
AnTuTu 10 GPU | 84257 | 137770 | +63% |
AnTuTu 10 Mem | 95239 | 114337 | +20% |
AnTuTu 10 UX | 111530 | 143358 | +29% |
他の Snapdragon 695 搭載機種との比較
Snippet8 のレビューによると、Xperia 10 IV のベンチマーク結果は、同じ Snapdragon 695 を搭載する他のスマートフォン(Nord N20、Moto G Stylus 5G)と同程度の水準であるとされています。これは、Snapdragon 695 チップセット自体の性能が、ミッドレンジ帯において一定のレベルにあることを示唆しています。一方で、Snippet5 では、Xperia 10 IV の Geekbench 5 および AnTuTu 9 のスコアが、より高性能な Snapdragon 778G を搭載する Samsung Galaxy A52s 5G や Xiaomi 11 Lite 5G NE と比較されており、Xperia 10 IV はこれらの機種よりも低いスコアとなっています。これは、搭載されているチップセットの性能差がベンチマークスコアに明確に現れることを示しています。
Snippet9 には、同じ Snapdragon 695 を搭載する Poco X4 Pro の Geekbench 6 スコアが記載されており、シングルコアが 896、マルチコアが 2054 と、Xperia 10 IV のスコア(シングルコア: 914、マルチコア: 2088)とほぼ同等の結果となっています。この比較からも、Xperia 10 IV のベンチマーク性能は、Snapdragon 695 を搭載する他の機種と比較しても特段高いわけでも低いわけでもなく、標準的な範囲内であることがわかります。
Snapdragon 695 チップセットの性能分析
Snippet10、9、11、12、2 によると、Qualcomm Snapdragon 695 5G は、2021年に発表されたミッドレンジ向けのモバイルプラットフォームであり、6nm プロセスで製造されています。CPU は、最大 2.2 GHz で動作する 2 つの Kryo 660 Gold コア(ARM Cortex-A78 ベース)と、最大 1.8 GHz で動作する 6 つの Kryo 660 Silver コア(ARM Cortex-A55 ベース)で構成されるオクタコアです 9。GPU には Adreno 619 が搭載されており、Qualcomm の公式発表によると、前世代のチップセットと比較して CPU は約 15%、GPU は約 30% の性能向上が実現されています 10。Adreno 619 の GPU 周波数は約 950 MHz とされています 9。これらのスペックから、Snapdragon 695 は日常的なタスク処理には十分な性能を備えていると考えられます。
Snippet9 および11 では、Snapdragon 695 は MediaTek Helio G99 や Dimensity 7200 などの競合チップセットと比較されています。特に Dimensity 7200 は、グラフィックス性能と全体的な処理能力において Snapdragon 695 よりも優れていると評価されています 11。また、Helio G99 は AnTuTu ベンチマークにおいて Snapdragon 695 を上回るスコアを記録する例もあるようです 9。これらの比較から、Snapdragon 695 はミッドレンジ市場において一定の性能を持つチップセットであるものの、より高性能なチップセットと比較すると、特にゲームや高負荷な処理においては性能差が見られる可能性があることが示唆されます。
Snippet10 および12 によると、Snapdragon 695 は 5G ネットワークに対応しており、高速なデータ通信が可能です。しかし、Wi-Fi 6 はサポートされていません。また、Snippet9 では、Snapdragon 695 のイメージシグナルプロセッサ (ISP) の性能がやや低いという指摘があり、これが Xperia 10 IV が 4K ビデオ録画に対応していない理由の一つである可能性があります 5。ディスプレイサポートについては、FHD+ 解像度で最大 120fps のリフレッシュレートに対応しています 10。
ベンチマーク結果から見る実用性能
TechRadar のレビュー 13 では、Xperia 10 IV のパフォーマンスは全体的に「概ねきびきびしている」と評価されており、日常的な使用においては快適に動作することが期待できます。しかし、複雑なアプリケーションを素早く切り替えるような、より負荷の高い操作においては、時折動作がカクつくことがあるとも指摘されています。これは、前述のベンチマークスコアが示すように、Xperia 10 IV がミッドレンジの性能を持つスマートフォンであることを裏付けています。日常的なウェブブラウジング、SNS の利用、動画視聴といったタスクは問題なくこなせるものの、より高い処理能力を必要とする作業では、多少の遅延を感じる可能性があると考えられます。
Snippet14 の Reddit の議論では、Sony Xperia XZ1 Compact から Xperia 10 IV へのアップグレードを検討しているユーザーに対して、CPU 性能においては大きな違いはないという意見が出されています。しかし、Xperia 10 IV は XZ1 Compact よりも RAM 容量が多いため、マルチタスク性能は向上しているとされています。この意見は、ベンチマークスコアだけでなく、実際の使用感においても、Xperia 10 IV が日常的なタスクにおいては十分な性能を発揮することを示唆しています。
Snippet15 によると、Snapdragon 695 は、PUBG Mobile や Call of Duty: Mobile といった人気のある eスポーツタイトルを、低画質から中画質の設定であれば、おおよそ 30 FPS の安定したフレームレートでプレイすることが可能です。よりグラフィック負荷の高いゲームである Genshin Impact も、設定を低くすればプレイできますが、より滑らかなゲーム体験のためには、グラフィック設定を下げる必要があるでしょう。Adreno 619 GPU は、一定のゲーム性能を発揮しますが、最新のハイエンドゲームを最高の画質設定で快適にプレイするには、性能が不足する可能性があります。したがって、Xperia 10 IV は、ヘビーなゲーマーには物足りないかもしれませんが、カジュアルなゲームであれば十分に楽しむことができると考えられます。
Snippet16 では、Xperia 10 IV は「印象的な長寿命」を実現するために、性能とバッテリー寿命のバランスを取っていると述べられています。これは、ベンチマークスコアが示す通りのミッドレンジの性能に留まる一方で、5000mAh という大容量バッテリーにより、非常に優れたバッテリー持続時間を実現しているという、この機種の大きな特徴を裏付けています 1。バッテリー性能を重視するユーザーにとっては、パフォーマンスとのトレードオフは許容範囲内であると考えられます。
結論
Xperia 10 IV のベンチマーク性能を総合的に評価すると、ミッドレンジのスマートフォンとしては平均的な範囲に位置すると言えます。Samsung Galaxy A54 5G などの競合機種と比較すると、特に CPU と GPU の性能において差が見られますが、日常的なウェブブラウジング、SNS の利用、動画視聴といった比較的負荷の低いタスクにおいては、十分な性能を発揮することが期待できます。特筆すべき点として、搭載されている Snapdragon 695 チップセットによる優れたバッテリー持続時間があり、これは多くの競合機種と比較しても大きなアドバンテージとなります。
Xperia 10 IV は、最新の高性能ゲームやグラフィックを多用するアプリケーションを頻繁に利用するユーザーにとっては、性能面でやや物足りない可能性があります。しかし、コンパクトで軽量なボディ、優れたバッテリーライフ、そして日常的な使用には十分な性能を求めるユーザーにとっては、魅力的な選択肢となるでしょう。購入を検討する際には、ベンチマークスコアだけでなく、自身のスマートフォンの利用目的や、バッテリー持続時間、サイズ、カメラ性能など、何を最も重視するかを考慮することが重要です。
引用文献
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- Sony Xperia 10 IV – Notebookcheck.net External Reviews, 3月 19, 2025にアクセス、 https://www.notebookcheck.net/Sony-Xperia-10-IV.624759.0.html
- Sony Xperia 10 IV smartphone review: Mini smartphone with outstanding battery life, 3月 19, 2025にアクセス、 https://www.notebookcheck.net/Sony-Xperia-10-IV-smartphone-review-Mini-smartphone-with-outstanding-battery-life.651215.0.html
- Sony Xperia 10 IV – Geekbench, 3月 19, 2025にアクセス、 https://browser.geekbench.com/v6/cpu/3188031
- Sony Xperia 10 IV review: User interface, performance, 3月 19, 2025にアクセス、 https://www.gsmarena.com/sony_xperia_10_iv-review-2421p4.php
- SONY XPERIA 10 IV – Geekbench, 3月 19, 2025にアクセス、 https://browser.geekbench.com/v5/compute/5411891
- Compare Sony Xperia 10 IV vs Samsung Galaxy A54 5G: which is …, 3月 19, 2025にアクセス、 https://nanoreview.net/en/phone-compare/sony-xperia-10-iv-vs-samsung-galaxy-a54-5g
- Sony Xperia 10 IV review: Wildly imbalanced – Android Authority, 3月 19, 2025にアクセス、 https://www.androidauthority.com/sony-xperia-10-iv-review-3193455/
- Qualcomm Snapdragon 695: specs and benchmarks – NanoReview, 3月 19, 2025にアクセス、 https://nanoreview.net/en/soc/qualcomm-snapdragon-695
- Snapdragon 695 5G Mobile Platform – Qualcomm, 3月 19, 2025にアクセス、 https://www.qualcomm.com/products/mobile/snapdragon/smartphones/snapdragon-6-series-mobile-platforms/snapdragon-695-5g-mobile-platform
- MediaTek Dimensity 7200 vs Qualcomm Snapdragon 695 5G Comparison | Bajaj Finserv, 3月 19, 2025にアクセス、 https://www.bajajfinserv.in/mediatek-dimensity-7200-vs-qualcomm-snapdragon-695-5g
- Qualcomm Snapdragon 695 5G Processor – Benchmarks and Specs – Notebookcheck, 3月 19, 2025にアクセス、 https://www.notebookcheck.net/Qualcomm-Snapdragon-695-5G-Processor-Benchmarks-and-Specs.610440.0.html
- Sony Xperia 10 IV review – TechRadar, 3月 19, 2025にアクセス、 https://www.techradar.com/reviews/sony-xperia-10-iv-review
- Is the Sony xperia 10 iv much better than the Sony xperia xz1 compact? – Reddit, 3月 19, 2025にアクセス、 https://www.reddit.com/r/SonyXperia/comments/wxbydn/is_the_sony_xperia_10_iv_much_better_than_the/
- Is Snapdragon 695 5G processor good for playing games? – Blackview Blog, 3月 19, 2025にアクセス、 https://www.blackview.hk/blog/tech-news/is-snapdragon-695-good-for-gaming
- Improving Sony Xperia 10 IV Smartphone Battery Performance – ViserMark, 3月 19, 2025にアクセス、 https://www.visermark.com/post/sony-xperia-10-iv-smartphone-battery-performance-score