珪藻土マット歴10年。たぶん死ぬまで珪藻土マット使う派
風呂上りの足ふきマットは吸水性能が命。
そして我が家ではこの10年余り、布系統マットではなく吸水力に定評のある「珪藻土マット」を使用中。初めて使ったときは、あまりの吸水性能におののいた。
すっと数多の水滴が“スッと”吸い込まれていく様に、まさに感動した。
さて、そんな買ってよかった便利グッズ筆頭な珪藻土マットも、すでに4代目(のハズ)。
概ね2年~3年ぐらいで買い替えている。
吸水力が徐々に落ちてくるのは避けられないし、見た目に変色が目立ってくると精神衛生上もよくない。それでも、不便で弱点が多い布製マットに比べれば、だいぶマシではある。
そんな家族全員が珪藻土マットLOVEな、我が家の使いこなしノウハウを共有します。
珪藻土マットのガチ勢に比べるとユルめと思うので、入門編ということで。
珪藻土最大の特長「吸水力」がかんたんに復活。カギは「サンダー!」
サンダーって、アレです。雷じゃなくて、削るヤツの方。
珪藻土マットを長く使っていると吸水力が低下する要因は、マットが水を吸い込むための微細な穴がゴミや皮脂汚れで目詰まりを起こすこと。
つまり、目詰まりをなんとかすれば良いわけだ。その削りに活躍するのが「ヤスリ&サンダー」。
ヤスリでマットの表面を削る!→塞がっていた穴が開く→吸水力が復活!
珪藻土マットは数千円はする。これが100均で売ってるメッシュヤスリをサンダーにセットして削るだけで復活できるのは、とってもコストパフォーマンスが優秀でお財布に優しい。
ちなみに、珪藻土バスマットを買うとおまけでお手入れ用の紙やすりが付属している場合がありますが、ペラい申し訳程度の紙やすりは作業しづらい。
しっかり持てる&面で削りやすいサンダーを使うのとは雲泥の差です。

一点、補足すると削った珪藻土の粉を吸い込んだり目に入ったりすると、身体に悪いと思われるため、マスク&ゴーグルなどで適切に防御してください。DIYする方なら常識ですが、念のため。
削りやすいマット、それが良マットの条件。手間を激減する条件とは
ヤスリで削る、と聞くと重労働に聞こえますが、珪藻土マットはその名の通り珪藻土からできているのであまり力をかけずとも表面を削るぐらいは簡単です。
簡単とは言えども手数がかかるのは、仕方がないところ。
でも、安心してください。マットを購入する際の選び方ひとつで削る労力を半分にできるんです。
珪藻土マット運用をラクにする、マット選びの条件とは・・・ズバリ「小サイズ」。
珪藻土マットで主に売ってるのは、結構でかいサイズなのですが、小サイズなマットもあります。
我が家では、スタンダードサイズを何枚か使っていたのですが、今使っているのは小サイズ。
気になる吸水性能ですが、小でも家族4~5人の風呂上り足拭きに問題なく使えてます。
スタンダードサイズとは何だったのか。
↓小サイズのメリット↓
・購入時に安い。お財布に優しくてうれしい。
・コンパクトなので片付けの際に場所をとらない。
・お手入れで削るときの労力がサイズが小さい分だけ減る。
これは、もう良いことづくめ。余程の大家族でなければ、これで良いのでは。
まぁ、大家族の場合はスタンダード1枚よりも、小2枚の方が日々の使うのにもお手入れにも融通が利きそうです。
忘れちゃいけない、敷きっぱなしはNG!
使い終わったら、珪藻土マットは立てて乾燥しておきましょう。
STAND UP TO THE VICTORY、という歌の通りです。
床に敷きっぱなしだと、床に接している側から水気が放散できず乾きにくいです。
つまり、カビなどの温床になりやすく不衛生。
ただ、立てておくのも以外と面倒なので、「板状のものを立てる」やつがあると便利。
珪藻土マットスタンド、という商品も世にはありますが、調べてみると意外に値が張る。
試行錯誤の結果、我が家で活躍してるのが「まな板スタンド」。
もともとが水回りで使うのを前提にしているので相性もぴったり。
珪藻土はまな板よりも重いので、作りががっちりしたスタンドが良いように思います。
ダイソーで売ってるもので言えば、100円の柔そうなものよりも、300円の方が気持ちの面で安心かも。
まぁ、珪藻土バスマット専用スタンドでも、オシャレ雑貨店で買うと高いけど、ニトリあたりなら安く買えそうではあります。

まとめ
珪藻土のバスマットはとても良い。
良いものが、ちょっとのお手入れで長く快適に使えるので、お手入れしやすい運用方法を試行錯誤しました。
先輩たちのノウハウもあちこちで開陳されているので、ぜひ参考にしてください。
ちなみに「電動サンダー」でがっつり削っている方の動画を見るとなかなかに感動的です。