8年前のノートPCを最新Wi-Fi 6に改造|レッツノートCF-B11+intel AX200

5.0
ax200 Wi-Fi 6マジ凄い

結論!ノートPCだってWi-Fi 6になれば快適だ。

巷ではiPhone 12、iPad Air、PS5などなどWi-Fi 6搭載デバイスが百花繚乱。
ここにきて一気にWi-Fi 6への流れが急加速中。

既報の通り、我が家でもバッファロー製Wi-Fi 6ルーターの導入、Wi-Fi 6子機(有線LAN機器をまとめて変換)を進めてきましたが、こうなってくると普段使いのノートPCもWi-Fi 6化したくなってくる。

手軽なUSBポン付けは選択肢なし。よろしい、ならば改造だ。

ところが、調べてみても手軽にできそうな「USB接続のWi-Fi 6アダプター」って売ってない(2020年夏頃時点)。
そんでもって、PCの内蔵Wi-Fiパーツを交換する「改造」に打って出るしか選択肢が無いと決意。

今使っているレッツノートCF-B11は、2012年頃に発売された第3世代 Core iシリーズ(Ivy Bridge)の年代物。無線LAN機能はアンテナ2本(2×2 MIMO)のもので、標準のWi-Fi 4世代(速度MAX 300Mbps)からWi-Fi 5世代(速度MAX866Mbps)に換装済みで長らく使っていたもの。

今回、さらにもう一段の引き上げを行いWi-Fi 6世代(速度MAX 2,402Mbps)を狙っていきます。通信規格上の理論値でWi-Fi 5 → Wi-Fi 6化で得られる上昇幅は2.77倍。搭載している有線LAN(1000BASE-T)さえも上回る”逆転現象”を巻き起こす勢い。技術の進歩はスゴイ!

出でよ、IntelのWi-Fi 6パーツ「AX200・mini PCIEバージョン」

ノートPCのWi-Fi機能は、PCごとそれぞれに実に様々な取り付け方をされている。

メイン基板にチップが直でハンダ付けされている場合だと、まず交換は無理。
うちのレッツノートCF-B11は15インチクラスの大きなノートPCなので、交換の利く汎用パーツの部分が多め。幸いWi-Fi部分も、内蔵タイプの拡張スロットである「mini PCI Express(以下、mini PCIE)」で搭載されていた。

というわけで、このWi-Fiの拡張カードを交換すれば良い・・・のだけれども、mini PCIE用のWi-Fi 6カードが容易には見つからず難儀することなった。

自分が探していたタイミングでは「mini PCIEバージョン」がかろうじて掲載されていたが、現時点では同じものが見当たらない欠品状態。メーカー違いの似た仕様のものが見つかる程度。
ここ数年でノートPCの拡張カード規格の主流が新しい「NGFF」に代わってきており、PC用Wi-Fi 6パーツとして名の知れている「Intel AX200」の拡張カードもNGFFバージョンが流通の主流になっている。少々アクロバティックになるが、NGFF→mini PCIE変換基盤も売っているので、人柱上等の方にはチャレンジしてもらいたい。

見てびっくりのスピード性能!やっぱり激速

レッツノート CF-B11の取付については、正直あまり面白いところはないので説明はいったん後回し。多くの人が気になるであろう速度について先に書いちゃいます。

Windows10上でのリンク速度はあっさり理論値どおり

コントロールパネルからネットワークのリンク速度を見てみたところ、もうばっちり「2,402Mbps」の表示でした。Wi-Fiルーターはバッファロー製WSR-5400AX6なので、スピードの大事な要素である帯域幅が「160MHz」でつながるのがポイント。

これが下位モデルのWi-Fi 6ルーターの場合、帯域幅80MHzまでしか使えず速度の上限が「1,201Mbps」になってしまうので注意を要する。Wi-Fi 6ルーターで安物買うと後悔すること間違いないので、ここんところ注意しよう。

計測環境としては、Wi-Fiルーターを置いているリビング内のテーブルでレッツノートを使っているので直線上に障害物なし。見通しありで距離にして3.5m~4mってところ。Wi-Fi環境としては最良ではなかろうか。とはいえ、レッツノートに標準でついてたWi-Fi 4世代(11n)のときは、結構リンク速度が変動していたのを考えると、Wi-Fi 6は技術の進歩で安定性も増しているようだ。

インターネットスピードテストでもドカンと大幅向上

続いて、ネットワークの主な用途である「インターネット」のスピードについても調べた。

いろいろなスピード測定サイトありますが、ここではGoogle インターネットスピードテストをチョイス。

我が家の回線は、NTT西日本のフレッツ光 隼(最大1Gbps:戸建て向け)の契約。
ちなみにIPv6で使ってます。
そもそも回線側の混雑具合など様々速度低下要因を諸々織り込んでのトータル速度なので、純粋なWi-Fi 6だけの話ではなくなるのですが、Wi-Fi 5時と比較すると思いのほか歴然とした差がある。

このダウンロード526.2Mbpsは10回やった中で一番良かった数字。正直、ちょっと動揺するぐらいにスピードでてる。一方で、アップロード側は平均の半分ぐらいだった。
平均的なスピードは、ダウンロード340Mbps前後・アップロード330Mbps前後あたり。
Wi-Fi 5のときはアップ・ダウンともに200Mbpsいかないぐらいだったので、これはWi-Fi 6にして良かったと素直に思える。むしろWi-Fi 5で使い続けていたら、貴重な時間を日々無駄にするところであった。

<参考>レッツノートCF-B11への取り付けはこんな感じ

レッツノートCF-B11の分解は低難度の部類と思われる。Wi-Fi拡張カードを交換するためのmini PCI Express拡張スロットへは、完全分解せずとも到達可能。

1回分解して、大まかなコツをつかめば2回目以降からはそんなに苦労しないはず。
とはいえ、コトがコトなので雑に扱うと最悪のケースではぶっ壊してしまう可能性もあるので、壊して泣くような人は最初からあきらめてください。

偉大な先達の分解記事を参考にやってますので、興味のあるかたはそちらをメインの参考にしていただきたい。

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